立民・小西洋之参院議員、れいわ・山本太郎代表への懲罰動議提出を猛批判「この懲罰動議はおかしい」
立憲民主党の小西洋之参院議員が8日、自身の公式ツイッターを更新。同日の入管難民法改正案採決時に暴力行為を行ったとしてれいわ新選組の山本太郎代表に対して提出される見込みの懲罰動議に対し「この懲罰動議はおかしい」と非難した。
小西氏はツイッターで、山本氏への懲罰動議提出を伝える報道を引用。「法律には文字どおり人の命が懸かったものがある。入管難民法案はまさにそれだ。そうした法案の強行採決に直面したときの行動は個々の議員の政治信条そのものでそれを懲罰事犯にするべきではない。もちろん、暴行そのものを目的とする行為は許されないが、議会制民主主義の懐(ふところ)で処理すべきものだ」とし、懲罰動議提出に強く反対した。
小西氏については今年3月、衆院憲法審査会について「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ」と発言。その後「私の発言報道により、不快な思いをした方にはおわびを申し上げたい」と陳謝しつつも、「取材はオフレコの場だと理解していた」と主張。さらに当該発言を報じた一部メディアを批判し、産経新聞とフジテレビに対しては「今後一切の取材を拒否」すると明言するなど物議を醸した。
この当時山本氏は、衆院憲法審での議論を「国民が経済的に疲弊して新型コロナウイルスから立ち直れないうちに戦前の法体系に戻そうとする動きだ」と批判。「こんな姑息なルール変更をサルはやらない。本当にサルに申し訳ない限りだ」と指摘し、小西氏にサルに対しての謝罪を要求し、話題となった。
(よろず~ニュース編集部)