お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦が８日、自身のユーチューブチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY 」に動画を新規投稿。「オリラジ会議【松本人志氏提言事件後】」のタイトルで、相方の藤森慎吾とオンラインで共演し、５月２９日に公開した動画「【松本人志氏への提言】審査員という権力」以降の騒動について語った。

　１０日ぶりに沈黙を破った中田。前回の動画では松本が「Ｍ-１」など多数の有名賞レースの審査員を務め、権力が集中しすぎているなどと問題を提起。動画で名前を出された霜降り明星・粗品の相方せいやから不快感を示され、多くの有名芸能人からもダメ出しを連発された。松本も名前こそ挙げなかったが自身のツイッターで「テレビとかYouTubeとか関係なく2人だけで話せばいいじゃん。連絡待ってる！」とつづるなど、大きな反響を呼んだ。

　今回の動画タイトルで「提言事件」とし、厳しい口調で戒める藤森とは対照的に、中田は軽いノリで応対した。

　「チョコプラの件ですね」「レギュラーの松本さんじゃないですよね」「今日本に緊急帰国すると逮捕されるんでしょ」「お笑い指名手配になってるの、オレ？」「粗品くん見てる～？」「先輩芸人で味方してくれた人もいますから。ホリエモンです。茂木健一郎さんです」「ほんこんさんは芸人ですよね？」

　ほかにトミーズ雅、上沼恵美子、鬼越トマホーク、シバター、ラバーガール、野田クリスタル、東野幸治ら次々に提言への反応が取り上げられた著名人の名前を列挙。いら立つ藤森にお構いなく、中田はとぼけた様子で、楽しそうに語り続けた。

　松本のツイートに対しては「直接二人で会ってもそんな面白くない。意見を交わすことに意味があるんであって、仲良くなることに意味があるわけではない。もめてるわけじゃなく、オレの思っていることを言いたいということ」と考えを口にし「二人で会ってもみんなネタにできないだろ」と続けた。

　藤森から「ネタを提供しているの？」と尋ねられ「みんなでワイワイやれるから楽しいのかな、面白いのかな、というのはあるじゃん」と返答。藤森に「藤森慎吾から浜田雅功さんへの提言」の動画投稿を提案するも完全拒否された。

　中田は「これがオレの“面白い”なんだよなあ。オレの真っすぐ勝負届け、と思っている」と総括。藤森からは「オレだけだよ。巻き込むな、と言わないのは」とコンビ愛を表に出しエールを贈られるも「藤森くんがいい家に住めているのはオレのおかげだものね」と返すなど、最後まで態度を一貫させていた。

　動画のコメント欄には「藤森さんのツッコミ力がただただ凄い」「全部把握しててめっちゃ面白い」「リモートで漫才できるんだと素直に笑ってしまいました」「ほんといいコンビ」など、好意的な声が多数寄せられていた。

（よろず～ニュース編集部）