政女党はれいわ山本太郎代表の除名主張 浜田聡参院議員「ガーシーが登院しないより院内の秩序を乱す」
政治家女子48党の定例会見が9日、国会内で行われた。浜田聡参院議員(46)は、入管法改正案の採決が行われた8日の参院法務委員会で、れいわ新選組の山本太郎代表(48)が杉久武法務委員長(47)に飛びかかろうとダイブし、問題視した自民党などが懲罰動議を提出するとの動きに「懲罰通り処分されるのであれば、除名相当」とした。
同党の前参院議員だったガーシー容疑者(51、本名=東谷義和)が、一度も登院せず参院を除名されたことを引き合いに出した浜田氏は「ガーシー前議員は登院しないことで『院内の秩序を乱す』ということで除名された。参院法務委員会での暴力事案は、明らかに登院しないより院内の秩序を乱す行為」と、山本氏の“国会ダイブ”を非難した。
浜田氏は「暴力のみならず、法務委員会であれだけ騒ぎ立てるということ自体も、明らかに院内の秩序を乱す行為で、それらについても私としては除名相当だと思っている。処分が除名であれば賛成するが、そうでなければ生ぬるいということで反対する」と強硬姿勢で臨むとした。
同調した斉藤健一郎参院議員(42)は「自分たちの意見を述べたいのであれば、議席を獲得していくしかない。国会議員として恥ずかしい限り。パフォーマンスをしたところで結局何も変わらないので、もっと合理的なやり方を国会議員としてやらなきゃならない」と強調した。
立花孝志氏(55)は「完全に暴力。国会内であれば暴力が許されるかのようなことが出るのはよろしくない。完全に傷害罪。傷害を受けた方はただちに刑事告訴をしていただきたい。子どもに説明できるのか。信じられない」と切り捨てる。
山本氏については、同党副党首で前衆院議員の丸山穂高氏(39)も、自身のツイッターで山本氏の除名処分を主張している。
(よろず~ニュース・杉田 康人)