現在個人活動をメインにしているBTSが、デビュー10周年をファンとお祝いするため、完全体で収録した新曲「Take Two」を世界へ同時に発表した。

　同楽曲はSUGA（シュガ）がプロデュース、RMとJ-HOPE（ジェイホープ）が楽曲制作に参加し完成。「ARMY（アーミー：ファン名称）のための歌」と予告されていた通り、歌詞にはBTSが歩む第2の道を意味する言葉と、これまで全ての瞬間を共有してきたファンへの感謝、そしてこれからも一緒に歩んでいこうという約束が込められている。

　そんな「Take Two」発表前日の8日、BTSの公式YouTube（ユーチューブ）チャンネル「BANGTANTV」では「BTS`＊アポバンポ10'Project」という映像が公開され、ファンの耳目を集めた。該当映像では、2023 BTSFESTA「アポバンポ10」を宣伝するための広告アイデアを出し合っている。候補には壁画、コンビニ、バスラッピング＆停留所、所属事務所HYBEの社屋外、高速道路の電光掲示板、飛行機広告など7つが挙げられ、その後広告コピーを考えることに。

＊アポバンポ：ARMY FOREVER BTS FOREVER

　するとRMが「これは僕たちだけじゃなくて、ファン以外の人たちにも知ってもらいたいから、`BTS（ハート）ARMY10周年'とか`アポバンポ10'みたいなものは入れるべきだと思う」と言い、また「HYBEの社屋の外に宮書体（毛筆で書いたような字体）で`ARMYのために頑張ろう'と（ハングルで）7文字だけ貼るのはどうだろう」と提案。これにはメンバーが感心し、SUGAが「それを縦に書こう」と続く。さらにRMが「`ARMYがBTSだ！'みたいなのもあると良いね」と案がふくらみ盛り上がった。一連の話を聞いていたJ-HOPEは「これだから人は賢くないといけないんだよ」と驚きながらも「さすが」というそぶりをみせるのだった。

　BTSは今年デビュー10周年を迎え、BIGHIT MUSICは「`2023 BTS FESTA'を通して、17日まで多彩なコンテンツを披露する予定だ」とし「各日程に公開されるコンテンツを期待してほしい」と伝えた。特に17日には、ソウル汝矣島（ヨイド）周辺で花火大会を含むイベントが行われ、アニバーサリーイヤーの最後を華やかに飾ることを予告している。

（よろず～ニュース・椎　美雪）