松屋の“幻の商品”が話題 松屋歴30年の猛者も知らない定食「さすがにわしも知らん」 平成レトロ第3弾
松屋フーズが展開する牛丼チェーン「松屋」では、5月30日から3週連続で「平成レトロメニュー」が復活。既に第1弾「トンテキ定食」、第2弾「トマトカレー」が発売される中、13日午前10時からは第3弾「チキン定食」が初登場から約40年の時を越えてよみがえる。
松屋がほこる平成のロングセラーが復活する「懐かしのあのメニュー」シリーズ。そのラストを飾る同メニューは、ジューシーに焼き上げた鶏肉に、タマネギとニンニクしょうゆのパンチが効いたクセになる味わい。1980年に初登場し、当時80にも満たない店舗で販売されていたため、松屋歴30年の猛者でも、うわさにしか聞いたことがないという。
復活発表後、Twitterでは「これ全然知らないんだよな。気になる」「これはさすがにわしも知らん」「自分が生まれる前のメニューってなんか驚き」などの反響が見られた。
その一方で、当時舌鼓を打った人から「お気に入りでいっつも食べてたんだけど、突然消えて悲しみだった若かりし頃」「食べた記憶がある ニンニクしょうゆで炒めて口当たりがよかった記憶」「大好きだったんよ。復活万歳」「一番思い出深くて、復活を待ち焦がれていたメニューで間違いない」など歓喜の声も数多く見られた。
昭和に初登場したが「平成レトロ」の枠組みで復活。同社担当者によれば「松屋通のお客さまからも『幻』とも言われているチキン定食の販売にあたり、以前食べたことがあるお客さまには当時を思い出してほしい、また全く知らない世代にも受け入れてもらいたい」と特別な思いがあるようで、「その工夫として『平成レトロ』という名前を付けさせていただいた」と明かした。
(よろず~ニュース・藤丸 紘生)