BTS ジン 入隊4日前にSUGAの「シュチタ」に登場!多忙でも出演を決めた理由は「ファンのため」

 BTSの公式YouTubeチャンネルコンテンツ「シュチタ」に、現在入隊中のジンが登場し話題を集めた。

 SUGA(シュガ)がホストを務める「シュチタ」とは、韓国語で「SUGAと酔う時間」という言葉を略したもの。ゲストを迎え、お酒を楽しみながら本音を語り合うという内容が人気を集めている。10日に公開された同コンテンツは、昨年12月に入隊を控えたジンがゲスト出演。映像には「アーティストの希望により、暖かい6月に公開」と説明字幕が記載されている。

 ジンは「ゲームもやって、家族にも会って忙しい。入隊4日前だよ」と話し、笑いを誘った。多忙な中「シュチタ」に出演することを決めたのは「メンバーが`ジン兄さんが入隊中、SUGAさんと一緒にいるコンテンツがあったらファンは喜ぶのでは?'と言われて出ることに決めた」と、ARMY(アーミー:ファン名称)のためであることを明かした。

 これまでの活動について心の内を吐露し合う中で、SUGAが「ジン兄さんは覚えてないかもしれないけど、一度つらいと言って僕を訪ねて来て、ほぼ1週間会っていたことがある。その時に話したことの中で寂しかったのが、`僕以外のメンバーは、みんなそれぞれ独自の領域を構築してるのに、なんで僕はだめなんだろう'と悩んでたこと」と口にする。続けて「僕は、ジン兄さんだけの独自の領域があると思う。僕はそれ以降、兄さんと話しながらたくさんのことを打ち明けた」と伝えた。

 そしてサプライズゲストとしてJ-HOPE(ジェイホープ)が登場、2018年の「MAMA」の時のことを振り返った。「今年のアルバム賞」に続き「今年の歌手賞」を受賞した時のコメントで、ジンは「今年は精神的に大変だった。僕たちだけで話し合って、解散しようかどうか悩んだ。でも気持ちを切り替えてこんなに良い成績を出すことができて良かったと思う」と話していた。

 この時の感想についてジンは「「FAKE LOVE」をリリースして、あの時は3カ月活動して休みが1カ月に1.5日しかなかった。会社からは「それくらいやらないと成功できない」と言われて同意した」とし、「だけど僕たちは、身体的にも肉体的にもすごくつらかった。だから僕はもうこの仕事はできない、やめようと思っていた」と打ち明けた。その上でジンは「そんな感情を正直に話したかった。ファンの皆さんが聞いたら否定的に聞こえるかもしれない。簡単な話ではないから」と言い「もう過ぎたこと。そう考えたのも事実だし、結果的には良い方向に向かったから」と付け加えた。

 これに対してSUGAは「当時はとても大変だったが、それを乗り越えたからここまで来られたと思う」とジンの言葉に共感した。

 最後にSUGAはジンに「ジンとして生きている`キム・ソクジン'(ジンの本名)がかなえたい夢は何か」と質問。ジンは「僕は今、夢をかなえていると思う。僕の座右の銘は「幸せに生きよう」だ。10年後も幸せに生きていたらそれで満足。僕がやりたいことをやる、今望むことをすれば、大部分が幸せになれる。その幸せを維持できたらいいな」と伝えた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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