東映が「キャラクタ-戦略部」を新設 部長は「平成ライダーシリーズ」白倉伸一郎Pが就任

 東映株式会社は3日、新部署「キャラクター戦略部」を1日付で新設したことを発表した。部長は「平成仮面ライダー」シリーズなどのキャラクター作品をプロデュースしてきた白倉伸一郎上席執行役員が務める。

 同部署は「映像事業収益の最大化」「IPライフサイクルの長期化」「グローバル展開へのチャレンジ」を推進するために、キャラクタービジネスを戦略的かつ統合的に展開していくことを目的に新設された。

 部長の白倉氏のほか、スタッフには二次利用セクションのスペシャリストを配置。今後は同部署が同社グループの各セクションを横断してキャラクタービジネスを進めることで、意思決定の迅速化と業務の最適化を図り、個々のキャラクターIPの収益最大化を目指す。また、アジア、中南米、欧米に向けたキャラクタービジネスのエリア戦略を検討・立案し、グローバル展開を加速させる。

 白倉氏は1990年に入社し、91年の「鳥人戦隊ジェットマン」よりプロデューサー補として参加。92年の「真・仮面ライダー 序章」以降、「平成仮面ライダー」シリーズを手がける。2022年6月より上席執行役員テレビ営業部ヘッドプロデューサー兼テレビ営業部長を務め、近年ではAmazonプライムオリジナル「仮面ライダーBLACK SUN」に続き、「シン・仮面ライダー」にもエグゼクティブプロデューサーとして携わった。

(よろず~ニュース編集部)

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