“世界初”演出のランタンショーは幻想的 さまざまなドラえもんにも会える!夏のハウステンボス
長崎県佐世保市のハウステンボスでは7月7日から9月10日まで夏季限定イベント「光と運河のサマーフェスティバル」を開催。これに先立ち6日、プレスプレビューが行われ、記者も参加した。
天気が心配だったが、運良く快晴に恵まれた。フラワーロードでは、一面にひまわりが咲きほこる。花に囲まれた風車も絵になる“映えスポット”。ブランコもあったが、さすがに50歳を過ぎたおっさんが一人で乗るには気が引けたので、静かに写真に収めた。
ヨーロッパ風の町並みを散策していると、ふと、ここが日本なのかと感じてしまう。外国人観光客とすれ違うことも多い。地上80メートルにあるシンボルタワーの展望室からは、街が見渡せ、眺めていてもあきることはない。
すっかり日が暮れると、この夏のメインイベントでハウステンボスが胸を張る“世界初”の演出を取り入れた「スペクタクルランタンナイトショー」が、オールスイートホテル迎賓館とパークをつなぐ運河でスタート。暗くて静寂な雰囲気のなか、コンダクターが登場すると、迎賓館に華麗で壮大なプロジェクションマッピングが浮かび上がる。ダイナミックな音楽が流れ、ダンサーが登場。派手なパフォーマンスを披露して場内は一気に盛り上がった。
再び静けさが戻ると水面のランタンが幻想的な音楽に合わせて、ゆっくりと上がっていく。映像などと融合した世界。温かい灯りをながめていると、普段のささくれた気持ちが癒えるような気がした。
そして、色とりどりの花火が大きく打ち上がって終了。時間がたつのはあっという間だった。そのままホテルに戻るのはもったいない気がして、しばらく静かな夜のハウステンボスを散策してから帰った。
また、この日は7月7日から10月1日までハウステンボス美術館で開催される「THE ドラえもん展 NAGASAKI 2023」のオープニングセレモニーも行われた。28組の人気アーティストによる、さまざまな発想や技法によって生み出した作品が展示。自分が子どもの頃に見たドラえもんなどとは違い、不思議な感覚だった。親子連れの姿が多く、ドラえもん人気は世代を超えて不変だなあとつくづく思った。
他にもガーデンプールがオープンし、プールサイドにはシャンパンバーも。コロナ禍前の日常に戻りつつもあるし、今度は“妻孝行”に訪れようと思う。
(よろず~ニュース・中江 寿)