松尾芭蕉「おくのほそ道」がロックバンドのツアーTシャツ風に!えっ、AC/DCじゃない!?
「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」…
江戸時代の俳人・松尾芭蕉が江戸から奥州、北陸道を巡った紀行文および俳諧集として名高い「おくのほそ道」。
今、SNS上ではそんな「おくのほそ道」をロックバンドのツアーTシャツ風に仕立てたシャツが大きな注目を集めている。
世界的ロックバンド「AC/DC」のロゴ風の「BASHO」の字と、「1968 The Narrow Road to the Deep North Tour」というツアータイトルの下に書かれた芭蕉の旅程。
ロックファンや俳諧ファンのツボを突くこの「松尾芭蕉・おくのほそ道ツアーTシャツ」に対し、SNSユーザー達からは
「これはすごいです!結構しっかりとツアースケジュール組まれてますね👏日光と那須公演行きたかったw グッズもありますかね?」
「夜走りどころじゃない過密日程 初日から3ステ」
「リフにダミ声で俳句のせても一興かもしれない。」
「伊能忠敬測量ツアーTシャツも是非!」
など数々の声が寄せられている。
このシャツを製作した林雄司さん(@yaginome)にお話を聞いた。
ーーこのデザインを思い付かれた経緯をお聞かせください。
林:啓蟄や春分などの二十四節気があるものがツアーTっぽくできるなと思って作っている最中に思いつきました。なるべくロックと縁遠いテーマが違和感あっておかしいのでちょっと狙いました。
ーー製作される上でのこだわりをお聞かせください。
林:芭蕉をAC/DC風のロゴにできたことです。「やった!」と思いました。
ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。
林:もともとウェブマスターを務める「デイリーポータルZ」というウェブサイトの記事のために作ったものでした。元ネタを離れてTwitterで拡散していくのが嬉しいけど、デイリーポータルZも読んで~!
◇ ◇
「松尾芭蕉・おくのほそ道ツアーTシャツ」は林さんが運営するSUZURIのウェブショップで販売されているので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
◆林雄司(はやし・ゆうじ)さんプロフィール
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。
(よろず~ニュース特約・中将タカノリ)