LE SSERAFIM 初ワールドツアーをソウルでスタートも一部ファン「口パク」「チケット高額」と不満の声
5人組ガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)の初単独コンサートがソウルで開催される中、オンラインコミュニティーではその内容について賛否両論が巻き起こっていると、韓国メディアのインサイトが報じた。
LE SSERAFIMは、初の単独ワールドコンサートツアー「2023 LE SSERAFIM TOUR 'FLAME RISES'」を発表、ソウルを皮切りに日本(名古屋、東京、大阪)、香港、ジャカルタ、バンコクで公演が行われる予定だ。そして12日、ソウルの蚕室室内体育館でツアーのスタートを切ったのだが、参加した一部のファンがオンラインコミュニティーへ「がっかりした」と不満を投稿したという。
投稿内容には「Impurities」「UNFORGIVEN」「Fire in the belly」など、人気曲を含め華麗なパフォーマンスが披露されたが、一部リップシンクだったステージがあり「失望した」と書き込んでいる。リップシンクは、パフォーマンスをメインとする楽曲についてはそのクオリティーを下げないために、LE SSERAFIMに限らず世界の有名なアーティストでも行うもはや一般的な手法(賛否はありながらも)ではあるのだが、この投稿主はコンサートのチケットが高額だったことも理由の一つにあげ、「高額を支払ったのに、なぜ“口パク”を見せられなければいけないのか」と憤った。
本公演のチケットは、VIP席が19万8000ウォン(約19800円)で、一般席でも15万4000ウォン(約15400円)と、高額に属する価格だ。
さらに別のあるファンは「最近のアイドルはデビュー後に早い段階でワールドツアーをすることは知っているが、15万ウォンもするなら、トークタイム、ステージタイムを見せてくれてもよいのでは」と憤怒。「持ち歌が少ないからとトークをたくさん見せられて、これはファンミーティングと何が違うのか」とも指摘する。
アイドルやグループの場合、コンサートならではのユニットパフォーマンスやカバー曲歌唱、ソロタイムなどが披露されファンを喜ばせてくれることがよくあるが、今回のLE SSERAFIMのコンサートではそれもなかったといい「残念だった」という声も。
もちろん「長い時間、ずっと歌って踊るから、休憩の意味でトークしてただけ」「トークの時間より、ステージングの方が長かった」と擁護の意見も寄せられており、現在も論議が展開されている。
(よろず~ニュース・椎 美雪)