全国で例年を上回る異常な暑さが報告される今日この頃。SNS上では暑さで封筒の糊がはがれてしまう現象が大きな注目を集めている。

きっかけになったのは「創作をするオタク」（仮名）さんの

「自家通販で発送する側のオタクへ。

昨今の暑さのせいで封筒の封の糊が耐えられず運搬中に中身丸見えみたいな悲しい出来事が発生してるらしいから封には気を付けて。去年あたりそんなツイート回ってきた。気を付けて（念押し）。

オタクより。」

という注意喚起の投稿。

大手接着剤メーカー、セメダイン株式会社がインターネット上で公開している「接着剤の基本」によると「たいていの接着剤は、耐熱温度が60℃～80℃程度」ということ。夏場なら局所的に気温が70～80℃程度に達することがあるので、よほど念を入れて封をしなければ配送中に封筒の封が開いてしまうことも十分あり得るのだ。

今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは

「確かに秋冬に比べると、夏のほうが封筒の口が開いてるのは多いですね。

見事に全開になってて中身丸見え・飛び出したりとかしてます。中身飛び出してたら探すの地味にめんどいですし。」

「マステとかもってのほかです、意味ないし下手したら他の封筒連れていったり他の封筒に付いていったり。」

「古くなったシールの類がのりが固まってはがしにくい時は電子レンジやドライヤーであっためると良いってライフハックがあるけど夏の暑さだけで同じ現象が起きちゃうんだなあ」

など数々の驚きの声が寄せられている。

創作をするオタクさんにお話を聞いた。

ーー今回のご投稿のきっかけをあらためてお聞かせください。

創作をするオタク：発送する荷物を準備中にふと「そういや去年の今くらい、リツイートで「糊が剥がれて中身が丸見えの荷物が届いた」っていうのを見たなぁ」と思い出したことがきっかけです。ちょうど同じく梱包作業をしているフォロワーさんもいたので、役立てばいいなと。

ーーご自身も暑さで糊の剥がれてしまった封筒などご覧になったことがおありでしょうか？

創作をするオタク：到着した荷物が半開きだったことは一度ありました。そのときは糊付けが甘かっただけかと思ったのですが、熱で糊付けが取れてしまう可能性について後々知りました。

ーー投稿の反響へのご感想をお聞かせください。

創作をするオタク：どのテープが梱包に適しているかなどの情報が集まってきて勉強になりました。蓋のところだけでなく四方全て剥がれる可能性があるという情報には驚かされたのですが、確かにそこも糊付けなら可能性は十分にあるなと。ぐるりと一周梱包テープ貼りで送られてきた封筒を見たことがあったのですが、やっと理由が理解出来ました。

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8月後半もまだまだ暑い日々が続きそうだ。近々に封筒等を送る機会のある方はぜひご用心いただきたい。

（よろず～ニュース特約・中将タカノリ）