お笑いコンビおかけんた・ゆうたのおかゆうたさんが死去 61歳 脳内出血のため

 吉本興業は25日、所属するお笑いコンビおかけんた・ゆうたのおかゆうた(本名・井元保則 いのもと・やすのり)さんが22日に脳内出血のため大阪市内で死去したことを発表した。61歳だった。

 おかゆうたさんは1962年6月11日生まれ、鹿児島県出身。1981年、吉本新喜劇の人気座員だった岡八郎に弟子入り。1983年、NSCを1期生として卒業した後に岡八郎に弟子入りしたおかけんたとコンビを結成。1987年に「第17回NHK上方漫才コンテスト」優秀賞を受賞。同年から心斎橋筋2丁目劇場に出演し、1987年に放送が開始された毎日放送「4時ですよーだ」にレギュラー出演し、人気を得た。

 「4時ですよーだ」終了後は、なんばグランド花月など劇場を中心に活動。1997年に「第32回上方漫才大賞」奨励賞、1999年に「第34回上方漫才大賞」大賞を受賞した。

2012年に吉本百年物語10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」に出演。2020年ごろに体調を崩してコンビでの活動は休止状態になっていたが、今年8月15日、大阪・YES THEATER「よしもとお笑いライブ」にて、これから始まるコンビ結成40周年のプロローグとして漫才を披露したのが最後の舞台となった。

(よろず~ニュース編集部)

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