皮膚の病公表した奥菜恵、胸中改めて吐露「いつまで表に立っていられるか分かりません」
女優の奥菜恵(44)が3日、自身の公式インスタグラムを更新し、皮膚の病である尋常性白斑発症を公表した思いを改めて吐露。周囲の反響への感謝とともに「進行形の病気なのでいつまで表に立っていられるかも正直分かりません」と、複雑な胸中を明かした。
皮膚の基底層に分布する色素細胞が減少・消失し、痛みやかゆみは伴わないが、まだら状に色が白く抜けてしまう尋常性白斑発症。故マイケル・ジャクソンさんやカナダの人気モデル、ウイニー・ハーロウらが罹患を公表していたことでも知られる。1日に同インスタグラムで行った公表を「勇気ある告白に救われた・力をもらったという皆さんからのお言葉に私自身もまた大変大きな力をいただきました」とつづった奥菜。2、3年前に診断を受け「コロナ禍で知人の死や自分の病気が重なったことで、時間には限りがあるということを改めて強く感じました」という。
そして「進行形の病気なのでいつまで表に立っていられるかも正直分かりません」と心境を明かし、「幸い現段階では、日常生活や仕事に支障が出るほどではありません。塗り薬や飲み薬、光治療、漢方など色々試す中で白斑が消えた箇所もありますが、完治という意味ではあまり効果が実感できていないのが現状です」と説明した。
改めて反響に触れ「皆さんからのメッセージで白斑による差別やいじめがある事も知り、白斑で悩まれる方にとっても精神的な負担も多いと思いますが、この病気の認知が少しでも広がり、差別や偏見のない世の中で、皆さん一人一人がありのままの自分で明るく元気に過ごせることを願っています」と、思いを文字にした。
(よろず~ニュース編集部)