小森まなみ 2024年春「マイクオフすることを決意」 ファイナルベストアルバムの制作決定

 ラジオパーソナリティを中心に歌手、声優として活躍する小森まなみが15日、アーティストデビュー40周年を迎える節目の来春に、自身の活動をマイクオフすると発表した。

 小森は同日、所属のキングレコードを通じて「感謝であふれるこの機会をもって、マイクオフすることを決意いたしました」とメッセージを寄せた。

 1983年12月1日にアーティストデビュー。これまで20枚のシングルCD、18枚のアルバムをリリースした。活動40周年を記念して、日本全国のラジオリスナーとファンによるリクエストで作る「40周年記念 小森まなみファイナルベストアルバム」(今冬発売予定)の制作が決定した。

 ファイナルアルバムの制作を通じ、来春のマイクオフまで共に歩む「小森まなみ 40周年 ジュエルプロジェクト」が、小森の誕生日である16日からスタート。11月30日まで「あなたの好きなマミ姉の曲」のリクエストを公式HPで受け付け、小森がファイナルベストアルバムの選曲の参考にする。

 小森は「すべての活動がマイクオフとなる来年の春までリスナーさんとファンの皆さんと一緒に楽しく 同窓会みたいに“世界でひとつのたからもの”を作っていきたいと思っています」とした。

 マミ姉の愛称を持つ小森は1980年(昭和55)4月、ラジオたんぱの「ヤロメロジュニア出発進行!」で本格ラジオデビュー。同局の「ヤロメロ」シリーズや東海ラジオ「mamiのRADIかるコミュニケーション(ラディコミ)」で人気を博し、ラディコミは25年続いた長寿番組となった。

 歌手や声優として、TVアニメ「魔法のプリンセス新ミンキーモモ」「桃太郎伝説」など数多くの主題歌を担当。作家、エッセイストとしても12冊の著作がある。ラディコミ放送終了から10年後の2019年9月22日、東海ラジオ開局60周年記念として生放送された「mamiのRADIかるコミュニケーションスペシャル」は、ツイッター(現X)の日本トレンド1位、全世界10位を記録した。

 「夢+努力=現実」とする「夢の方程式」を、ラジオや著作で提唱していることでも知られる。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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