異能力生徒と最強ロボ先生の学園コメディ「KIMURA✕CLASS」新人作家2人が奮闘「とにかく明るくて楽しい!」
異能力問題児クラスを担当する機村先生は、最強のロボットだった!週刊少年マガジン(講談社)に連載中の学園アクションコメディ「KIMURA✕CLASS」の単行本1巻が17日に発売される。原作者の角石透さん、作画の土井那羽さんはともに今作が初連載の新人作家だ。
角石さんの好きな漫画は「ROOKIES」と「チェンソーマン」。「ROOKIES」の主人公、野球部監督の熱血教師・川藤幸一を挙げて「川藤先生のような、不器用ながらも全力で生徒と向き合う、夢と情熱のエネルギーに溢れたキャラクターを作り出していきたいです」と、意気込みを寄せた。
土井さんは週刊少年マガジンの新人賞出身。「マリッジトキシン」(原作・静脈、作画・依田瑞稀)と「離婚しない男」(作・大竹玲二)のアシスタントを経て、同誌で初連載。好きな漫画は「ワンパンマン」と「東京卍リベンジャーズ」だという。
6月に連載がスタート。単行本1巻の発売に向けて「ROOKIES」の作者・森田まさのりさんは「人生を肯定してくれる先生って、やっぱりいいな!」と推薦を寄せている。
一握りの人間だけが持つ特殊技能「インネイトギフト(通称IG)」の保持者が集った学園が作品の舞台。東京の超エリート校に新たに特別編成された異能力者クラスの担任、最強ロボット・機村先生を軸に、おせっかいで口うるさい熱血と変な機能が全開され、ハチャメチャな学園ライフが繰り広げられる。
語り部役の生徒・相馬輪は、見て感じたことを全て記憶できる「IG」持ち。山盛蒼天は何でも食べられる、美少女の茂木麻來は目が合った人間を恋に落とし、歌地山奏太は歌でとてつもなく人を感動させる「IG」の持ち主。常人の100倍の力を出せる重谷努、すべてのモノの弱点を見抜き分解できる黒嶺開斗がいるものの、バトルに直結するような能力者は多くないところが特徴的だ。
担当編集者は「とにかく明るくて楽しい漫画です!こんな先生に担任されたい、キムラクラスの一員になりたい、ときっと思っていただけるはず…。生徒のためならどこまでも- 滅茶苦茶だけど超カッコいい、機村先生のファンになってください…!」と呼びかけた。
「IG」を巡る生徒の悩みに寄り添う機村先生の奮闘が続いている「KIMURA✕CLASS」。講談社のマンガアプリ「マガポケ」では第1~3話を無料配信中だ。
(よろず~ニュース・山本 鋼平)