「ラブライブ!サンシャイン!!」声優の高槻かなこ、大胆初写真集で30代の決意を表明
人気アニメシリーズ「ラブライブ!サンシャイン!!」の国木田花丸役やソロアーティストとしても活躍する声優の高槻かなこが14日、都内でファースト写真集「夜明け」(東京ニュース通信社)の発売記念イベントを開いた。開始前に取材に応じ、理想の30代を語った。
節目の誕生日を迎えた9月25日に発売された写真集。撮影はベトナムの中部に位置するダナン、ホイアンで行われ、異国情緒漂う町並みに溶け込んだ自然体の表情が捉えられた。夏の陽射しが照りつけるビーチや、プライベートプールでは、自身初となる水着姿を解禁するなど、メモリアルにふさわしい内容に仕上がった。
高槻は「今まで写真集は、強い覚悟みたいなものがないと出せないと思っていたんですが、実際にロケに行って、今回、本当にそのまま旅をしている自分を撮っていただき、ありのままの等身大の自分というものを、皆様に見ていただくことができました。出来上がった写真集を実際に見てみて、ひとつじゃない、自分の元気なところや、少し大人になり出てきた落ち着きとか、ひとつの言葉では表現できない“高槻かなこ”としての人間味がすごく出ていたので、私自身も新しい自分を知ることができました。20代の自分の姿を残しておきたいと思っていたので、すごくベストなタイミングだったと思います!」と感慨を口にした。
印象的な撮影を問われると「写真集の表紙になっている写真は、ホイアンの海辺に、朝日を見に行った際に撮ったものなんです。朝4時、5時くらいの朝日が昇るタイミングに出かけたんですが、日中がすごく暑いのでなかなか海でも遊びづらいこともあり、早朝に海に行く方が多いみたいで、撮影中に周りに、朝からベトナムのラジオ体操のような不思議な体操をしている現地の方がたくさんいらっしゃいました。それがカオスで面白かったです」と楽しそうに振り返った。
お気に入りのカットには、手を頭の上に置き、無邪気な笑顔を見せる1枚をセレクト。「今回の作品では、20代最後ということもあり、自分の中では少し大人っぽい一面を出したいなとも思っていたんですが、反対に旅をしていく中で、自然と湧き出る子供っぽい無邪気な笑顔も“高槻かなこ”らしさなのかなと自分で気づくことができました。その中でもこの写真は、ありのままの自分の姿が満面の笑顔に出てるなと思い、その明るさから選びました」と理由を語った。撮影を通して、自分らしさも再確認できたようだ。
30歳を迎え、今後の意気込みや抱負を問われると「根本的に中身はまったく変わってないですが、今まで20代で培ってきたものとはまた違う、自分の中にまだないものや新しいスキルをつけて、また違う人生の選択肢を選ぶことができる、そんなすてきな大人に近づきたいなと思っています」と返答。そして「自分の母親が私をちょうど30歳の時に産んでいるので、30歳はお母さん、というイメージがあったんですが、実際になってみると、本当に数字が上がっただけというか、気持ちは、ほんとに22歳くらいで止まっています(笑)。ただ、今周りにいる30代の人たちがすごく楽しそうにキラキラしてるので、20代より一層自由に生きられるんじゃないかなと思っています」とポジティブな心境を明かした。
次作についても「また自分の中で考え方が変わった時とか、ちょっと、見た目も、シワやシミが出てきたなというようなところを、また改めて撮ってもらいたいなと思います。その時の自分に似合うところに行ってみたいんですけれど、目標はパリが似合うパリジェンヌになりたいです」と、笑顔で次作の構想を告白。30代の目標は「美魔女になること」とユニークに話しながらも、これからの高槻の変化や成長がまた楽しみになる言葉を添えた。
(よろず~ニュース編集部)