イ・ビョンホン&ソン・ヘギョ主演で日本でも大ヒット 韓ドラ「オールイン」パート2が制作中と話題に
イ・ビョンホンとソン・ヘギョが主演を務め、最高視聴率47.7%と大ヒットを記録した韓国ドラマ「オールイン 運命の愛」(2003)のパート2が制作されるという。
複数の韓国メディアによると16日、ボミンエンターテインメントはパク・ソクジン会長が、大株主という地位を確保しながら経営に参加することになったと明らかにし、これとともに“伝説のドラマ”と称される「オールイン」の続編「オールイン2」を制作すると明かしたという。また、前作と変わらずチェ・ワンギュが脚本を手がけ、現在初期台本の修正作業が行われていると伝えた。全24話で構成され、2024年中にOTTプラットフォームで配信予定だそうだ。
同社は8月、KPOPモータースと業務提携(MOU)を締結し「オールイン2」制作のために、500億ウォン(約50億円)規模の投資を受けると発表していた。しかし、KPOPモータースが契約を履行しなかったため、契約が解除された状態である。
前述したパク会長は、通貨危機だった1990年代末にハンビョルテレコムを買収、M&A市場から注目された人物として知られる。そして当時Hancomのイ・チャンジン前代表とともにポータルサイト「DREAMWIZ」を経営。“M&Aの鬼才”と呼ばれ、ドラマの制作会社(当時)だったキム・ジョンハク・プロダクションの大株主としても活動、文化芸術コンテンツ事業でも頭角を現す存在となった。
「オールイン」は、実在したギャンブラーの半生を描いた小説「All IN」をイ・ビョンホンでドラマ化。賭博師の叔父と旅暮らしをしながら生きるキム・イナ(イ・ビョンホン扮)と、映画技師の娘ミン・スヨン(ソン・ヘギョ扮)が学生時代に偶然出会うも、ある事件をきっかけに別離する。数年の時を経て、2人はカジノ保安係とディーラーとして再会し恋に落ちるが…涙を誘うさまざまな紆余曲折が描かれている。
同作でソン・ヘギョの少女時代をハン・ジミンが演じたが、実は彼女と同い年だったことが、当時話題となった。
日本では「冬のソナタ」「美しき日々」に続いて2005年に放送され、本作でイ・ビョンホンの人気が急上昇。2006年には韓国俳優として初めて東京ドームでファンイベントを行うなど、すさまじい人気を集めた。
「オールイン2」の詳細や出演者については言及されていないため、時代背景などを含め、果たしてどんなストーリーが誕生するのか、韓国ドラマファンから早くも関心が寄せられている。
(よろず~ニュース・椎 美雪)