近年、減少傾向の年賀状 出す枚数「1~20」が大半を占める→準備時期にも変化か

 年賀状印刷サービスを提供するフタバ株式会社はこのほど、20代以上の男女200人を対象に実施した「年賀状」に関するアンケート結果を発表した。

 近年、減少傾向にあるとされる年賀状。「いつも年賀状をどのくらい出すか」を聞いたところ、「1~10枚」が53人、「11~20枚」が55人で、「1~20枚」が大半を占める結果となった。一方で、50枚以上作成する人は全体の2割にも届かず。同社担当者は「背景にはSNSなどで年賀状の代わりに新年のあいさつをする方が増えていることが挙げられるでしょう」と推測した。

 また、「年賀状はいつ頃から準備し始めますか?」という設問に対し、7割近くの146人が、投函(とうかん)受付が開始される「12月から」と回答した。11月は47人、10月は6人、9月は1人だった。

 「12月」と回答した人からは、「毎年そこまで数が多いわけではないので年末ギリギリに準備しても間に合うから」(30代男性)、「以前は10月になると準備していたが、近年は面倒になり、だいぶ出す数を減らして、かかる時間も短くなったから」(30代女性)などの理由があげられた。担当者は「喪中はがきが届き始めるのが12月ごろなので、二度手間を防ぐためそのシーズンに合わせて作成をはじめることも理由の一つと言えるでしょう」とした。

 さらに「年賀状はいつ頃出しますか?」と聞いたところ、「12月21日~25日」が最多で94人だった。ほかは「26日~31日」が53人、「15日~20日」が44人、「1月1日以降」が9人と続いた。例年、年賀状の引き受け開始時期は12月15日から始まるが、引き受け開始後、すぐに出す人はそこまで多くないようだ。

(よろず~ニュース調査班)

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