「わがまま・傲慢」「悪いことをしている」散々な“お金持ち”の印象 それでも9割近くは「お金持ち」希望
お金持ちといえば、映画やドラマの世界ではしばしば意地悪で卑劣な人物として描かれがち…。
親子関係心理学の専門家・三凛さとし氏はこのほど、全国の20歳以上70歳未満の男女3000人を対象に「お金持ちのイメージ」について調査し、その結果を公開。約26%がお金持ちに「悪い」というイメージを抱いていることが分かった。
お金持ちや資産家に抱くイメージを聞くと、45.3%が「分からない」と回答。「良い」(28.5%)と「悪い」(26.2%)はほぼ同率となった。同調査では「分からない」という回答について「(お金持ちや資産家を)得体の知れない存在として認識していることが示唆されます」と分析した。
ここで「悪い」と回答した787人に、具体的なイメージを調査。最多となったのは「わがまま・傲慢」(39.5%)で、それに次いで「ズル賢い」(33.2%)、「性格が悪い」(32.2%)が続いた。また、「グレーなことをしている」(30.2%)、「人を蹴落とす」(29.5%)、「怪しい」(21.1%)、「何か悪いことをしている」(18.0%)など、あたかも「お金持ち=悪人」であるかのようなイメージを持っている人も一定数存在した。
ただ、その一方で全回答者に「今よりもお金持ちになりたいか」と聞いた調査では、4割弱(38.8%)が「とても思う」と回答。「思う」(23.6%)、「やや思う」(22.9%)と合わせて、9割近く(85.3%)が今よりもお金持ちになりたいと思っていることも明らかになった。(合同会社serendipity調べ)
(よろず~ニュース調査班)