BIGBANGのG-DRAGON 毛髪や爪も薬物検査が「陰性判定」 これまでの警察の動きに批判も
BIGBANGのG-DRAGONが薬物の使用容疑で警察に立件され、潔白を証明すべく自ら進んで警察へ出頭し、毛髪や爪を提出。最近3度目の「陰性判定が出た」と、韓国の複数メディアが報じた。
記事によると警察は最近、国立科学捜査研究員(以下、国家捜)からG-DRAGONの毛髪と爪の精密鑑定結果を受け取り、麻薬類に対して陰性判定の結果が出たという。
G-DRAGONは10月、警察より麻薬類管理に関する法律上の麻薬違反容疑で立件され「事実無根」と主張。積極的に警察の調査へ協力すると言及していた。そして自ら警察へ足を運んだ11月6日、簡易試薬検査を受けた結果、陰性判定に。一般的に簡易試薬検査は、10日以内の薬物投与可否だけが確認できるものであるため、警察はG-DRAGONの毛髪や爪、足指の爪などを採取し国家捜へ精密鑑定を依頼する。
そんな中、G-DRAGONが毛髪を除く全身の体毛を除去して、薬物関連の証拠隠滅を図ったという疑惑が浮上、本人はこれを強く否定した。
そして20日、国家捜の毛髪精密鑑定で陰性という事実が明らかに。
警察はG-DRAGONに関する捜査事案について「明らかにできない」とコメント。しかし警察が意欲的に準備した3つの薬物検査で全て陰性判定が出ているため、これまでの容疑を立証することは難しいと見られる。
そのため、警察は確実な物証もなく風俗店の女性室長の証言のみで捜査に着手、G-DRAGONを被疑者として特定したことに批判の声が出始めており、最終的に警察はどんな結果を発表するのか、注目されている状況だ。
(よろず~ニュース・椎 美雪)