「M-1グランプリ」話題を呼んだ異色コンビ3組、準決勝進出ならず MBS福島アナは応援に感謝
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2023」の準決勝に進出する30組が23日、発表された。さや香、オズワルドなどが駒を進める一方で、男性ブランコ、ミキなどの人気コンビが数多く敗退。今大会を盛り上げた異色の漫才師たちも準決勝の厚い壁に阻まれた。
ベテランが突然参戦し話題を呼んだのが、お笑いタレント・小籔千豊とムーディ勝山によるコンビ・サブマごり押し。小籔は近年、決勝放送直後の「大反省会」配信のMCとして、M-に携わってきたが、今年はムーディとコンビを結成し、まさかのエントリー。大々的には参加を表明していなかったことからネットを騒然とさせた。
また、お笑いタレント・なかやまきんに君と俳優のケイン・コスギによる“筋肉ユニット”パーフェクトパワーズも大会をかき回した。1回戦にはおそろいの白タンクトップ姿で出場。出番後には、よろず~ニュースの取材に応じ、きんに君は「出るからにはSASUKEとM-1の完全制覇を狙います」と意気込みを語っていた。
両コンビとも初出場ながら準々決勝まで駒を進めたが、準決勝進出の快挙達成には一歩及ばなかった。
毎日放送(MBS)の福島暢啓アナウンサーと落語家の錦笑亭満堂によるコンビ・ヤングタウンも準々決勝まで駒を進めた。2018年に結成し、同年M-1に初挑戦。22年にも再び挑戦するが、いずれも3回戦で敗退。三度目の正直となった今大会でついに3回戦の壁を突破した。準々決勝進出者が発表された今月1日には、福島アナがSNSで「これは痺れる!!次は準々決勝です。て、なんだそれ!わしゃ局アナやぞ!」と大興奮の心境をつづっていた。悲願の準々決勝、結果は敗退となったが、23日にSNSを更新した福島アナは「ヤングタウン、準決勝進出ならずでした!応援してくださった皆様ありがとうございました!」とつづった。
準決勝進出30組は以下の通り(エントリー順)。
真空ジェシカ、フースーヤ、ヘンダーソン、ママタルト、ぎょうぶ、オズワルド、豪快キャプテン、バッテリィズ、エバース、令和ロマン、シシガシラ、ダンビラムーチョ、くらげ、ナイチンゲールダンス、ななまがり、モグライダー、きしたかの、ヤーレンズ、マユリカ、鬼としみちゃむ、さや香、トム・ブラウン、ダイタク、カベポスター、ロングコートダディ、華山、ドーナツ・ピーナツ、20世紀、ニッポンの社長、スタミナパン
12月7日に東京・NEW PIER HALL(ニューピアホール)で開催される準決勝には30組に加え、投票で1組が復活する「ワイルドカード」を含めた31組で繰り広げられる。決勝進出者の発表は7日午後9時30分からTVerスペシャルライブで生配信される。
(よろず~ニュース編集部)