2PMテギョン 苦手だった「愛嬌ポーズ」受け入れたきっかけを明かす ファンに言われてハッとなり
2PMのテギョンがゲスト出演したペク・チヨンのYouTubeチャンネルで、過去のファンイベントでの出来事について回想した。
テギョンは「ファンイベントで、ファンの皆さんが僕に若い後輩アイドルたちがやる“愛嬌ポーズ”を少しずつ要求してくるようになった」と振り返り、「以前はシンプルなハートポーズだったのが、突然“クマハート”“ボールハート”が登場した。僕はこういうの、本当はすごくイヤだった」と当時の胸の内を明かした。
しかし、コロナ禍に2PMのアルバムを発表した後、自身の考えを180度変える出来事があったという。
韓国ではアルバムがリリースされると、多くのアイドルが対面サイン会を開催するが、コロナ禍で不可能に。代わりに画面越しで交流する「映像イベント(通称ヨントン)」が実施されるようになった。2PMも例外ではなく、この時にヨントンイベントを行ったそうで「ファンの皆さんが『これ(ポーズ)をしてください』と準備して来ていた。だけど僕は苦手だがから、そういう(できない)そぶりを見せていて」とやんわりと拒否したところ、「そしたら、あるファンから『テギョンお兄さん、これは有料サービスですよ』と言われて、ハッとした」と語った。
テギョンは「その方は、ここに来るためにどれだけのお金を使ってくれたんだろうと考えた。それからは、ファンの要望するハートポーズをするようになった。心が楽になった。『僕がハートポーズをして、(自分が)何を消耗してるんだ』と」と、納得して受け入れ、ポーズを楽しむようになったという。
サイン会は、グループのスケジュールにもよるが、さまざまな土地で行われることがある。たとえ開催日数が多くても、人気グループであればあるほどアルバム購入者数は多く、当選倍率も上がる。その購入数は“ボーダー”とも呼ばれ、(情報戦であるため、容易にその数字を知ることはできない)ボーダーを超えていなければサイン会に当選することは困難だと言われている。かつて超人気グループのファンがCDを100万円相当購入したにもかかわらず、当たらなかったことが話題になったこともある。
こうしてテギョンは“愛嬌マシン”となり、最近も高速お見送りの中で一人の要望も漏らさず愛嬌ポーズをしていた動画がSNSで拡散されていた。
話を聞いていたペク・チヨンは「すごい、私はイヤなものをすることは絶対にできない」とテギョンを称賛するのだった。
(よろず~ニュース・椎 美雪)