姉妹公表で激震! 声優・鈴木愛奈&花井美春にインタビュー 語られなかったそれぞれへの思いを告白

 人気声優の鈴木愛奈と花井美春が、11月30日に行われた双子役を演じるアニメ「異世界ゆるり紀行~子育てしながら冒険者します~」(2024年放送予定)の会見で、実の姉妹であることを公表。ファンの間では“都市伝説”のようにささやかれていたため、大きな話題となった。会見後、よろず~ニュースの取材に応じた2人がこれまで語ることができなかった、それぞれに対する思いを告白した。

 取材中、何度も「お姉ちゃん」と口にした妹の花井。「みはる」と呼ぶ姉・鈴木の表情も柔らかい。これまで、公の場では互いに“他人”として振る舞わなくてはいけなかったため、花井は鈴木の愛称である「あいにゃ」から「にゃーさん」と、鈴木は「みはる」「みーちゃん」「みはたん」をその日の気分で使い分けながらお互いを呼んでいたが、声優として初めて普段通りに接することができていた。

 北海道千歳市出身の2人。小さいころから一緒に買い物や食事に行くことが多く、花井が「友達みたいな感覚」と話すほどの仲良し姉妹だった。そのため、鈴木が14年に上京し声優デビューを果たした際、花井は「1人で急に東京に行っちゃったから寂しいなぁと思ってました」と当時の心境を吐露。一方で、15年から人気コンテンツ「ラブライブ!サンシャイン!!」の小原鞠莉役を担当するなど、活躍の場を広げていく姉の姿がまぶしくなっていった。「ほんとに誇らしくてかっこいいって思いました。お姉ちゃんがすごい大きく見えた」と、自身も声優界に憧れるきっかけとなった。

 姉を追って、花井は17年に声優デビュー。姉と同じIAMエージェンシーに所属し、”姉妹声優”を全面に出さないよう、「花井美春」として活動することになった。妹の活動を欠かさずチェックしていた鈴木は「1つのものに対して真剣に取り組んでいる姿を見て、しっかり自分で自主的に勉強してるんだなって思っていました。本当にあっという間に個人として確立していった」と振り返る。先輩声優として前を走ってきたが「これはすぐに私のところに追いついてきちゃうなって」とニッコリ。「だからこうして一緒になれたのがすごいうれしい」と新作アニメでの共演を喜んだ。

 花井は声優デビューから間もないころ、アフレコの取り組み方や台本の書き方、メモの取り方などを姉に教えてもらったといい「お姉ちゃんの存在がすごく大きかった」と感謝した。

 鈴木は「私自身も何もわからないところからスタートして、先輩や事務所、周りのサポートがあって助けられました。なので妹がこの世界に入ったら困ることをなるべく少なくしてあげたいなって思っていた」と姉らしさを全開させた。

 アニメ「異世界ゆるり紀行-」では鈴木が兄のアレンを、花井は妹のエレナを演じる。収録は2人で臨むことが多く鈴木は「妹だからこそ気楽っていったらあれかもしれないですけども、預けられる部分とかすごくありました。気持ち的にすごく私も心強かったので、これからも2人でできる作品があれば」と期待した。互いに刺激を受けながら切磋琢磨(せっさたくま)している。

 今後は、2人での活動も“解禁”される。花井は「ずっと思ってたんですけど、2人でラジオやりたい!」と目を輝かせた。「私がお姉ちゃんにしか見せられない部分とか、お姉ちゃんも私の前だけで見せる部分が割とあるんですよ」と互いの素をみせられると説明。実現したら?と聞かれ、花井が「リラックスしすぎて寝ちゃうかもしれないです!」とジョークを飛ばすと、鈴木は「なんで!?寝るなー!たたき起こすから」と肩をポンポンと叩き、じゃれ合いスタート。仲良し姉妹のほほえましい光景を見て、記者も思わず笑みがこぼれた。

(よろず~ニュース・松田 和城)

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