さや香 昨年のM-1リベンジへ、阪神・大山のペンダントで2年連続3度目の決勝進出決めた
日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2023」の準決勝が7日、都内のNEW PIER HALLで行われ、決勝に進出する9組が決まった。史上最多8540組がエントリーし、準決勝にはワイルドカードで復活したダブルヒガシを含む31組が出場していた。
昨年は佐賀をモチーフにしたネタでファーストラウンド1位突破も、ファイナルではウエストランドに敗れたさや香。2年連続3回目の決勝進出を決めた時の状況を問われると、新山は「ぼくらはすごく仲がいいので、お前の存在がでかかったで~、と言いました」と話すと、石井は「お前のネタのおかげやで~、と言いました」と呼応。新山は「『で~』がハモった状態で空に抜けていきました」と応じていた。
また、緊張を解く秘けつを問われると、新山は「お守り、験かつぎ、ネックレスとお守りをしている。阪神タイガースの大山選手のネックレスをしました。今年は日本一のアレをしはったので、切り札を出しました」と話し、大山内野手が描かれたペンダントを手にし“猛虎愛”をアピールしていた。
ライバル視している芸人についてはカベポスターからさや香を指名されると、新山は「ぼくらもカベポスターです」と応じ、「大阪の仕事を奪いあっているので」と生々しい話題で切り返していた。
決勝進出の9組は次の通り。
・ダンビラムーチョ(吉本興業)初出場
・カベポスター(吉本興業)2年連続2回目
・くらげ(吉本興業)初出場
・マユリカ(吉本興業)初出場
・モグライダー(マセキ芸能社)2年ぶり2回目
・令和ロマン(吉本興業)初出場
・さや香(吉本興業)2年連続3回目(17年、22年)
・真空ジェシカ(プロダクション人力舎)3年連続3回目
・ヤーレンズ(ケイダッシュステージ)初出場
決勝は12月24日にテレビ朝日で行われ、生中継される。準決勝敗退組は同日昼に都内の新宿住友ビル三角広場で開催される敗者復活戦に出場し、1組が決勝に出場する。決勝は10組によるファーストラウンド上位3組がファイナルラウンドに進み、優勝者を決める。優勝賞金1000万円、芸人としてブレーク必至の栄冠をかけた大一番に臨む。
準決勝の出場順は次の通りだった。
▶A組…ベストアマチュア(ナユタ=決勝選考の対象外)、ダブルヒガシ、ぎょうぶ、きしたかの、ドーナツ・ピーナツ、ママタルト、フースーヤ、トム・ブラウン
▶B組…華山、スタミナパン、豪快キャプテン、オズワルド、ヘンダーソン、くらげ、バッテリィズ、真空ジェシカ
▶C組…ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、令和ロマン、ニッポンの社長(吉本興業)、ダイタク、20世紀、エバース、モグライダー
▶D組…ダンビラムーチョ、ヤーレンズ、ロングコートダディ、ななまがり、シシガシラ、さや香、カベポスター、マユリカ
(よろず~ニュース編集部)