ドクター・中松氏「日本を救う発明」を提唱、来年1月には新曲を発表へ
発明家のドクター・中松氏(95)が11日、都内で会見を開き「日本を救う発明」などを提唱した。
中松氏は「音楽の発明」「万博を救う発明」「空飛ぶクルマもダメ」「EVはダメ」「この次のドローン」「この次のスマホ」「映画を救う発明」「テレビを救う発明」「新聞を救う発明」「長経験者連盟が日本を救う」「日本の危機を救う発明」「ファッションの発明」のテーマを次々に掲げ、具体的な中身には触れないものの、「テレビ局がこの試作に手を挙げて応募してほしい」などと、それぞれ深く関係する企業・担当者・機関からの打診を要望した。
「音楽を救う発明」に関しては、10月に米国でレコーディングを行い、来年1月に新曲「Invention is LOVE(発明は愛)」を配信リリースする例外的に具体的な発表を行い、「作詞、作曲ともにこれまでにない発明になる」と怪気炎を上げた。日本、米国でツアーを行う夢プランも掲げた。
「万博を救う発明」に関しては「予算が当初から2倍に増え、設置したものを取り壊す無駄も指摘されている。私に任せてもらえばコストが3分の1になる。施設を取り壊さずに再利用するプランも考えている」とその一端を説明した。
「空飛ぶクルマ」に関しては「頭上を飛ぶクルマなんて危なくて仕方がない。絶対に嫌だ。新しい乗り物を発明した」と話し、「EVがダメ」に関しては「トヨタが取り組もうとしているが全くの無意味。二酸化炭素を輩出しなくて環境にいいなどは全くのウソ。私が教えているロンドン帝国大学の研究で分かりました。私の発明は今までのエンジニア、下請け会社も救う。名前は『カーマツ』である」などと言及した。
「日本を救う発明」は大地震、北朝鮮のミサイル等の侵略行為から国民を救う発明だという。「日本をもっと安全にしたい。戦勝国から押しつけられた憲法で平和だといい、何の準備をしていない日本国民は能天気すぎる」と苦言も口にした。
この日は新曲「Invention is LOVE」のジャケットで使用するという重厚でゴージャスな衣装で登場した中松氏。来年は「徳川家康の裏のウラ」「三千年1回も戦争に負けなかった日本がなぜ1回負けたかの理由」の著書発表、英語で記した「Dr.NakaMats inventing with LOVE」を米国で刊行する計画も披露。「僕の発明が実用化されれば、世の中がひっくり返る」と右手を突き上げた。
(よろず~ニュース・山本 鋼平)