職場の新年会「参加したくない」57.4% 主な理由「必要性を感じない」「気を使う」 参加派にコミニケ重視の声
忘年会シーズンですが、年が明けるとすぐに新年会が行われる職場もあるはず。キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する株式会社ライボの調査機関「Job総研」がこのほど、20代~50代の全国の社会人男女559人を対象に行った「2023年 新年会意識調査」の結果を公表した。
来年の職場の新年会への参加意欲では、「参加したくない派」が57.4%で、内訳は「全く参加したくない」21.2%、「参加したくない」15.4%、「どちらかといえば参加したくない」20.8%となった。年代別の回答では30代の「参加したくない派」が63.0%で最多となり、次いで20代が55.9%、40代が55.8%、50代が52.1%と続いた。
参加意欲がある239人に理由を聞くと、「職場の人とコミュニケーション」が53.0%で最多となり、次いで「上司との関係構築」が27.1%、「同僚との関係構築」が25.8%となった。一方、参加意欲がない320人に理由を聞くと「特に必要性を感じない」が48.4%と最多で、次いで「気を使うのが疲れる」が46.8%、「プライベートを優先したい」が46.5%だった。
回答者全体の559人に職場の新年会の実施必要性を聞くと「必要ない派」が57.8%で、内訳は「全く必要ない」19.6%、「必要ない」16.5%、「どちらかといえば必要ない」21.7%だった。また、今後の職場の新年会”文化”の必要性では「必要ない派」が62.1%で、内訳は「全く必要ない」24.3%、「必要ない」14.6%、「どちらかといえば必要ない」23.2%となった。
職場の新年会は必要と回答した214人の理由では、「コミュニケーションになるから」が60.4%で最多となり、次いで「普段関わらない人と交流ができるから」が26.4%、「お酒・飲みの場が好きだから」が18.9%だった。一方、職場新年会は不要と回答した345人では「行くのが面倒」が53.1%と最多で、次いで「お金がかかるから」が44.6%、「忘年会があるから」が28.9%となった。
回答者全体の559人に職場の新年会文化の賛否を聞くと、「反対派」が59.6%で、内訳は「とても反対」14.4%、「反対」17.8%、「どちらかといえば反対」27.4%だった。また、今後の新年会開催企業の増減予想を聞くと「減ると思う派」が54.8%で、内訳は「とても減ると思う」12.5%、「減ると思う」21.6%、「どちらかといえば減ると思う」20.7%となった。
(よろず~ニュース調査班)