「ムーミンパパの思い出」上映イベントに“ムーミン大好き”ティモンディ登場!サプライズに大感激

 70年以上にわたり世界で愛され、日本でも多くのファンを持つトーベ・ヤンソン原作の「ムーミン」。そんなムーミンの本国、フィンランドで制作されたパペットアニメーション映画「ムーミンパパの思い出」が日本に上陸。29日より新宿バルト9ほか、全国で公開となる。

 日本語吹き替え版には、平成版アニメ「楽しいムーミン一家」の高山みなみ、大塚明夫、かないみか、中尾隆聖、子安武人、佐久間レイ、谷育子などの人気レギュラー声優が集結した。

 公開に先立ち、13日に都内で先行プレミア上映イベントが開催され、本編上映前にはムーミンをこよなく愛する“ムーミン大好き芸人”ティモンディの高岸宏行と前田裕太が登壇、ムーミン&ムーミンパパ親子も登場し、和やかな雰囲気の中トークが展開された。

 ティモンディは2020年に都内で開催された「ムーミンコミックス展」内覧会でも“ムーミン愛”を力説、3年ぶりにその魅力を多弁に語った。

 まず、ムーミンの魅力を尋ねられた2人は「大人から子どもまで、年齢問わず世界観が楽しめるところ」と声をそろえる。

 前田は「物語を知らなくても、ムーミンのキャラクターは誰もが知ってますよね。僕自身がキャラクターを好きになって、成長とともに小説を読みあさったタイプです」と言い、一方の高岸は「ムーミン師匠には、人生とは何かを教えてもらってます、まさにバイブルです」と“高岸節”をさく裂させた。

 一足先に「ムーミンパパの思い出」を鑑賞したというティモンディ。感想を聞かれた高岸は「非日常へ誘ってくれる展開が、たまらなく楽しかったです!」と興奮気味に語り、前田は「ストーリーの面白さはもちろんですが、何よりパペットであることが、物語のあたたかみを増していました」と明かす。

 本作では、若かりしムーミンパパが冒険に出ることから、ティモンディの2人の「武勇伝」を聞くことに。

 高岸は「僕の武勇伝なんて、ムーミンパパに比べたら遠く及びません(笑)」と謙遜したのだが、前田が「高岸は高校時代、人一倍けがをしてまして。あまりにも頻繁にけがをするからと、(霊的なものを)見てもらったんです。そしたら小動物の霊が、16体憑いてると言われてました(笑)」と暴露。高岸は思い出したかのように「でもみんな良い霊だと言われたので、結局除霊しませんでした」と笑顔を見せ、斜め上の武勇伝が明かされるのだった。

 するとMCから「実は、今日ムーミンが会場に来てるんです!」と発表され、ムーミンとムーミンパパが「ムーミンバレーパーク」からサプライズでかけつけた。約3年ぶりとなるムーミンとの再会を喜び合った高岸は「ムーミンの体、結構仕上がってますよ。フィジカルがしっかりしてる!」と絶賛。

 対する前田はうれしさのあまり「お2人とも、ティモンディに加入してほしい」とオファー。ムーミンもムーミンパパも考え込むジェスチャーを見せ、残念がった。

 そんなティモンディは「イベント後に『ムーミンパパの思い出』を鑑賞するムーミンファンへメッセージをお願いします」と促され、前田は「大人は物語が堪能できて、子どもはアニメーションの世界が楽しめる作品です。そしてすてきな声優さんのおかげで大感動作品となっています、皆さんもぜひ楽しんでください」と伝え、高岸は「懐かしさもあって、心熱くなるシーンが満載です! 映画を観て、目標や夢に向かって走り抜けられるエナジーを持って帰ってください、やれば、できる!」と声高らかに叫び、トークイベントは幕を閉じた。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サブカル系最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス