アニメ「ONE PIECE」を“リメイク” 新シリーズ「THE ONE PIECE」ネトフリで公開へ「現代の映像として描き直す」
東映アニメーションは17日、人気アニメ「ONE PIECE」の新アニメシリーズ「THE ONE PIECE」を制作すると、千葉・幕張で開催されたジャンプフェスタ2024内で発表した。
「SPY×FAMILY」「進撃の巨⼈」などを手がけたウィットスタジオを招き、原作漫画「ONE PIECE」(尾田栄一郎)のスタート地点、「東の海(イーストブルー)編」から再びアニメとして新たに作り出される。同アニメは「Netflix」等で公開予定。配信時期、声優等は今後発表される。
フジテレビ系で放送中のテレビアニメは1999 年10 ⽉にスタート。25周年に突入し、現在放送中の「ワノ国編」もまもなく終幕を迎える。継続中のアニメを“リメイク”する試みは極めて珍しいことといえそうだ。
「THE ONE PIECE」製作委員会は「本企画は、『ONE PIECE』のアニメーションを、東の海編から、現代の映像として描き直していくプロジェクトです。25 年を経て尚最⼤出⼒で前進するTV アニメシリーズとは別のラインで、今だからこそ可能な表現を突き詰め、ルフィの冒険を懐かしくも新しい感覚でお⽬にかけたいと考えています。公開はまだまだ先ですし、完遂まではさらに時間がかかる⻑い⻑いプロジェクトではありますが、新しい仲間であるWIT STUDIO、Netflix と⼒を合わせ、世界中のファンはもちろん、先の未来に『ONE PIECE』に触れる世代にもお届けできるよう、”ALL ONE PIECE”チームで⼒を尽くして参ります」と意気込みを寄せた。
WIT STUDIO 代表取締役社⻑の和⽥丈嗣⽒は「ついに発表になりました︕『THE ONE PIECE』。今回この新たなる冒険をお引き受けするにあたり、悩みに悩みぬいた末に、皆と話し合って⽴ち上がることを決意しました。東映アニメーションの皆様が作られてきた1000話を超えるアニメ『ONE PIECE』。その歴史の重みを胸に受け⽌め、新たなる軌跡を描くことに⾝の引き締まる思いです。尾⽥栄⼀郎先⽣が描かれている、夢へのチャレンジ、仲間との友情、前を向く希望を丁寧に描いて世界中の⼈たちを熱狂させることを⽬指します。この作品を広い世界の隅々まで届けるためには、まだまだクリエイターの皆様の⼒が必要です。本プロジェクトに参加して、そのフィルムに名前を刻みませんか︖WIT STUDIO は、皆さまの参加を⼼からお待ちしています︕︕」と呼びかけた。
(よろず~ニュース編集部)