韓国の時事番組 G-DRAGONの「薬物使用嫌疑なし」受け番組内で謝罪
BIGBANGのG-DRAGONが薬物使用疑惑から解放され、新事務所から再出発することを21日に発表を受け、韓国のBSチャンネルであるJTBCは同日、メディアを通してG-DRAGONへ公開謝罪し、話題を集めた。
この日放送された時事番組「事件班長」では、G-DRAGONが新所属事務所として専属契約を結んだGalaxy(ギャラクシー)が行った、G-DRAGONに関する記者会見の模様を報道。
会見に本人の姿はなく、同社代表理事により手紙が代読された。そこには、自身が薬物使用疑惑に包まれたことで、韓国で起きている薬物犯罪の多さと、そこに青少年が関わっている現実を憂う言葉がつづられており、麻薬根絶のための財団を設立することと、新事務所での音楽活動再開が示唆されていた。
これに先立ち、G-DRAGONの薬物使用疑惑については多くのメディアが“既成事実”として、連日刺激的に報道していた。
「事件班長」を進行するヤン・ウォンボアンカーは「今回の論争では多くのメディア、そして当番組も自由ではないようです」と自省。
そして「警察捜査初期より私たちも関連ニュースを伝え、G-DRAGONさんの立場からすれば、とうてい受け入れがたい内容を報じてきた事実があるからです。G-DRAGONさん、ファンの皆さん、心よりおわび申し上げます」と謝罪を口にした。
Galaxyは薬物使用容疑の捜査終了までのプロセスを記者会見で公開しながら、この件についてネット上などで誹謗中傷をした人物に向けて「28日までに投稿を削除しなければ、原則に従って善処なく強力対応を行う」と警告している。
(よろず~ニュース・椎 美雪)