立花孝志氏 ガーシー被告の黒幕否定 暴露を止める仲介説に「あり得ない。そんな金もらってない」
立花孝志氏(56)が22日、国会内で政治団体・NHKから国民を守る党の定例会見で、21日に東京地裁で第3回公判が行われたガーシー被告(本名・東谷義和)について、黒幕説を否定した。
21日の被告人質問でガーシー被告は、YouTubeやオンラインサロンGASYLE(ガシる)などでの配信について「暴露ネタのセレクトは(支援者の2人)」「怒鳴りながらやってくださいと言われた。キャラはしんどかった」などと証言した。
立花氏は、ガーシー被告の“暴露”が支援者に金を払うことで止まり、仲介者が自身だという事実無根の説を一部が吹聴しているとして「あり得ない。少なくともそんなお金もらっていたら、そこかで形跡残るでしょう?東京地検特捜部にも調べられている。そんな金もらってないし。そんなことをする人間がNHKの内部告発はしない。そもそも、不正とかが嫌いでこういう仕事しているのに」と笑い飛ばした。
ガーシー氏の今後について、有罪は間違いないとしながらも「執行猶予が付くんじゃないかと思ってますけどね。仮に付かなくても、そんなに長い刑期にはならない。当初言われていた5年とかにはならない」と、従来の予想を崩さなかった。
公判でガーシー氏が「二度と配信はしない」と証言したことにも反応。「ガーシーが罪の償いを終えた後は、一緒にね。ガーシーの戦術というのはすごく生きてくる。新しく国会議員に立候補する人をスカウトしていく時には、相当力になる。暴露系ユーチューバーでなくても、積極的に協力していくとかサポートしていくとか、ウインウインの関係を続けたい」と、参議院議員時代のような関係を継続させるとした。
(よろず~ニュース・杉田 康人)