お年玉、小学生がもらう金額が上昇 22年→23年で平均1017円増加 コロナ禍落ち着きで帰省しやすくなったか
子供にとって新年の楽しみの1つであろうお年玉。株式会社学研ホールディングスの調査研究機関・学研教育総合研究所はこのほど、小学生の子どもを持つ保護者1200人、中学生の保護者600人を対象に「日常生活に関する調査」を実施。小中学生のお年玉の相場が明らかになった。
小学生の保護者に、23年に子どもがもらったお年玉の総額をきいたところ、お年玉をもらった人の割合は91.1%となり、平均は2万1064円だった。前回の22年調査と比較すると、お年玉をもらった人の割合は1.4ポイントの上昇、平均は1017円増加した。調査担当者は「コロナ禍の影響が一定の落ち着きを見せ、2023年のお正月は帰省先に親族・親戚が集まるケースが増えたのではないでしょうか」と推測した。
中学生の保護者にも同様の調査を実施。お年玉をもらった人の割合は95.7%となり、平均は2万7255円だった。前回の20年調査と比較すると、平均は1544円の減少となり、学年別にみると1年生は1997円の減少、2年生は948円の減少、3年生は1686円の減少だった。
(よろず~ニュース調査班)