小野友樹、上田麗奈ら人気声優の抱負は好物絶ち、ダイエットなど「BLOODY ESCAPE」舞台挨拶

 人気声優の小野友樹、上田麗奈、斉藤壮馬、大橋彩香が6日、都内の新宿バルト9でアニメ映画「BLOODY ESCAPE -地獄の逃⾛劇-」の公開記念舞台挨拶に谷口悟郎監督ととともに登壇。「新年の抱負」という極めて一般的なテーマで大きな盛り上がりを呼んだ。

 「コードギアス」シリーズや「ONE PIECE FILM RED」を⼿掛けた⾕⼝悟朗氏が、原案・脚本・監督を務めた最狂バイオレンスアクション映画。魔改造された「東京」を舞台に、改造⼈間となった男の壮絶で⾎みどろな逃⾛劇が描かれた。上田は血のような濃赤色に染まったロングドレス姿でくるくる回って、ファンの歓声を集め、小野が「いつもより多めに回っております」とツッコむなど、終始和やかな雰囲気で進行した。

 作品内容にちなみ、各自が赤い墨汁でしたためた書き初めを手に、今年の抱負を語った。

 主役を演じた小野は「血逃」と記した。「文字通り『BLOODY ESCAPE』。作品を一人でも多く、海外の方にも見てもらいたい」と作品愛を語る一方、血肉という言葉から血は人間の本能に通じるとして「血から逃げるなという意味もある。僕は本能的に食べることが大好き」と続けた。一昨年に2カ月で25キロ減量したというが、昨年で30キロ増えたという。「血にはあらがえない。昨年後半から気をつけてるのは、もう血にはあらがわず食べたい時は食べるけど、食べなくても多少いいかなっていうときは食べない。今は無理なく15キロ落としています。血に、本能に従って、無理のない体にできたら」とダイエットへの意気込みを示した。

 続く上田は「健康診断」の書を手に「文字通り、逃げずに昨年末から全身の健康診断を行っています。今月で30歳になるので、それを元に自分の体を知って健康に生きていけたら」と、女性声優では珍しく自身の年齢を挙げて抱負を語った。

 続く斉藤は、表情を曇らせて「すこやか」としたためた書を掲げ「上田さんが言ったことが全てです」と語った。出番前に上田からほほ笑みかけられたのは、書の内容が重なったためかと嘆き、さらに相手の達筆ぶりに恥ずかしそうな顔をみせた。それでも、上田から「同じ事務所ですから。社風が出ているね」とフォローを受け、会場からの笑いに救われた。作中では兄と妹を演じており、笑いに乗じて息ぴったりの様子で二人の書を並べて小躍りした。

 大橋は「脱・ペペロンチーノ」と記した書を披露。「1年間好きなものを犠牲にすることによって、仕事の運気を呼び込むことを毎年やっているんですけど、2023年はロイヤルミルクティーを我慢しました。今年は勝負の年だと思うので一番大好きなペペロンチーノを我慢して頑張りたい。ペペロンチーノから逃げろ、ということで」と説明した。「6日目でしんどくなっているんですけど、お仕事のために我慢したい」と続けた。

 小野が「僕の場合は食べ物全般が好きだから、食べるなってことになる」と話すなど、共演者は驚いた様子。大橋は1年間のロイヤルミルクティー絶ちは成功し、今年の元旦に解禁したという。「すごい達成感でした。運気も上がりましたしね。お祝いミルクティーは全身にしみましたね」と笑顔をみせた。

 人気声優がそれぞれの個性を発揮。小野は「こんなに笑った舞台挨拶は初めて」と、大橋は「とても楽しかった」などと感想を語った。途中で何度も斉藤をいじり倒していた谷口監督が最後に「日本のアニメーションがもともと持っていた乱暴な部分、要素を意図的に使いました。声優ファン、アクションファンどちらも楽しめるところがあると思います」と真面目に締めくくった。

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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