急転!斉藤健一郎参院議員がみんなでつくる党離党 国政政党から政治団体に転落 政党助成金3.3億円→0に

 みんなでつくる党(旧政治家女子48党)に所属か離党かを迫られていた斉藤健一郎参院議員(43)が16日、自身のYouTubeを更新。「最終的に離党、所属しないという結果になりました」と急転、離党したことを明らかにした。同党の大津綾香党首(31)や総務省に党所属届を提出せず、無所属になることを決断した。

 15日に自身のYouTubeで「残留します」とみんつく党に所属すると表明していた斉藤氏だったが、大津氏と共同で保全していた党の銀行口座に2023年12月に交付されているはずの政党助成金約8千万円が入金されていないとして「大津氏はその交付金を我々に見つからない様に、新しい口座に隠しました。大津さんは不正なお金の使い方をするだろう。看過できない」と指摘した。

 大津氏とみんつく党の代表権をめぐり係争中だが、総務省は現時点で大津氏を同党の党首としていた。今年約3.3億円が見込まれる政党交付金(助成金)は所属国会議員数に応じて交付されるため、大津氏は斉藤氏、浜田聡参院議員(46)に総務省への在籍届提出期限だったこの日までに提出を求めていたが、両氏とも離党。同党は国政政党から政治団体になり、政党交付金も0になる。

 斉藤氏は、浜田氏との参院会派「NHKから国民を守る党」として活動していくことになった。「次の衆院選で2%の得票を取ることを次の目標としてやっていく。何としてでも国政政党にしていく」と、立花孝志氏(56)が立ち上げる新党を国政政党にすると語気を強めた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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