「24」ジャック・バウアー俳優「3カ月ごとに失業」と嘆く シリーズ続編に言及、断る理由「ない」

 カナダ人俳優のキーファー・サザーランド(57)が“3カ月に1度、仕事がない”という生活をしていると明かした。2001年から2010年までドラマ「24 -TWENTY FOUR-」シリーズでテロ対策捜査官のジャック・バウアー役を演じたキーファーは、ルーティンワークがあった方が「ずっと落ち着いていた」と語っている。

 キーファーは「フォックス・ニュース・デジタル」に「僕にとって『24』は素晴らしい機会だったと思う。週に5日、1年に8カ月から10カ月撮影し、幸運にも9年連続で出演できた。だから気持ちが落ち着いていた時期があった。でも、また3カ月ごとに仕事を失うような状態に戻ってしまったよ」と語った。

 また、ミュージシャンであり、映画「スタンド・バイ・ミー」に出演するなど1980年代初頭からハリウッドで活躍し、エミー賞受賞経験も持つキーファー。「僕は本当に幸運だった。決して文句を言うつもりはないよ。でも、ある種の消耗はあるんだ」と吐露している。

 昨年、同人気ドラマへの復帰について、キーファーは「決してノーと言わない、は学んだことのひとつだよ」と語っており、「シーズン8が終わったとき、もうこれで終わりだと言ったのに、シーズン9をやったんだ」「実現するためには、いろいろな要素が重ならなければならないが、僕自身がそうならない理由にはならないだろうね」「キャリアの中でも最高の経験だったし、大好きなキャラクターだった。そして、好きでいてくれたファンにはとても感謝している」と振り返った。

(ロイター/よろず~ニュース編集部)

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