「詐欺などのトラブル被害」20代の2割弱が経験 被害内容2位は「ワンクリック詐欺」1位に肉薄
SMBCコンシューマーファイナンスはこのほど、全国の20~29歳男女1000人(各500人)を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2024」をインターネット調査で実施。20代のマネートラブルに関する調査結果を公開した。
同調査結果によれば、20代の2割弱(18.2%)が詐欺などのトラブルの被害に「遭ったことがある」と回答した。男女別にみると、男性(20.4%)は女性(16.0%)と比べて4.4ポイント高い結果となった。
トラブルの被害に「遭ったことがある」と回答した182人にその内容を聞いた調査では「マルチ商法・ねずみ講」(22.5%)が最多。「ワンクリック詐欺」(20.9%)、「無料商法」(19.8%)、「フィッシング詐欺」(18.1%)、「アルバイト詐欺・副業詐欺」(13.2%)などが続いた。
また、全回答者にセミナーや学校・職場で学んだことがある金融知識を聞くと、1位は「資産形成・資産運用」(9.8%)、2位「お金のトラブル」(8.2%)、3位「キャリア形成」(7.7%)、4位「保険・リスク管理」(7.4%)、5位「ローン・クレジットの仕組み」(6.1%)となった。一方で、何も学んだことがないという人は7割近く(67.3%)にのぼった。(SMBCコンシューマーファイナンス調べ)
(よろず~ニュース調査班)