維新・藤田幹事長 国民民主のトリガー協議離脱に「腰折れという感じ」「玉木さんはかなりこだわった」
日本維新の会の藤田文武幹事長(43)が7日、国会内での定例会見で、国民民主党がガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」の凍結解除をめぐる自民党、公明党との3党協議からの離脱を表明したことに「何かよくわからない結末になった。腰折れという感じ」と述べた。
藤田氏は「我々は、トリガー条項は、当分の間税率自体を改めるという本質的な議論にすでに移行してましたが、国民民主党や玉木さんはこのトリガーにかなりこだわって、トリガー政局と呼ばれた時期もあったが、結局成果物なしということで、あんまり意味のある議論じゃなかった」と3党協議を評した。
国民民主党はこの日の両院議員総会で、トリガー条項をめぐる与党との協議からの離脱を正式決定。玉木雄一郎代表(54)は6日、記者団に「政策の一致する他の政党、野党と連携していくことは当然、選択肢に入ってくる」と語った。
藤田氏は、今後の国民民主党との向き合い方を問われ「これまで以上に是々非々ですし、何か個別に、こういうことを期待するということは特にないです。自民党にかなり寄っていたところを、今度は立憲民主党に寄るんじゃないかとか、そういうところを言っているんだと思いますけど…」と語った。
その上で「それはそれぞれの党の考え方なので、結局フラフラしてると有権者にも見透かされるので、我々はそれにびっくり惑わされることなく、政策ベースでぜひ、選挙は自立して自分たちで戦う。そういう姿勢でやりたい」と強調した。
(よろず~ニュース・杉田 康人)