「セクシー田中さん」脚本家・相沢友子氏【コメント全文】芦原さんの説明「初めて聞くことばかり」

 2023年12月まで放送された日本テレビ系ドラマ「セクシー田中さん」の脚本を担当した脚本家・相沢友子氏が8日、自身のインスタグラムを更新。同ドラマの原作者で漫画家・芦原妃名子さんが急死したことを受け、コメントを発表した。

 相沢氏は「このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。

 芦原さんは1月26日に自身のSNSで、ドラマの脚本が「改変」されていたとし、修正するために苦慮したこと、結果として9、10話については自ら脚本を手がけたと明かしていた。これらの経緯について、相沢氏は「私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」とし「いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます」とつづった。

 また、芦原さんがこれらの経緯を発信する以前の自身のSNS発信について「もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです」とした。相沢氏は23年12月24日のインスタグラムで「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました。」と9、10話について説明していた。

 最後は「お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします」と追悼。「これを最後に、このアカウントは削除させていただきます」と報告した。

 相沢氏のコメント全文は以下の通り。

  ◆  ◆

このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます。

芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます。

SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています。もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います。

今回もこの場への投稿となることを、どうかご容赦ください。 お悔やみの言葉が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。

芦原妃名子先生のご冥福をお祈りいたします。

2024年2月8日 相沢友子

これを最後に、このアカウントは削除させていただきます。

  ◆  ◆

(よろず~ニュース編集部)

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