半数以上が冷凍食品を利用「コロナ禍以降の調理方法や食事」45歳~64歳の女性に聞いた
日本女性の人口のおおよそ50%以上を占める、45歳~64歳の女性。有職率は70%以上と、仕事に家庭にと忙しい日々を送っている。全国の食品スーパーチェーン、大手総合スーパー(GMS)、飲食メーカーへのコンサルティング業務等を行う「株式会社アットテーブル」はこのほど、在宅ワークや起業など自分らしい働き方を希望する女性向けのコミュニティサイトを運営する株式会社キャリア・マムの全国45歳~64歳の女性会員300人を対象に行った「コロナ禍以降の調理の方法や食事に対する調査」の結果を公表した。
「普段、食事や料理について行っている、工夫・手抜き・時短術は?」では、「冷凍食品の利用」が53.7%と半数以上、「スーパー、コンビニなどの総菜利用」が38.5%、「レトルト食品利用」が35.3%と、日常的に冷凍食品や総菜を利用していることが明らかになった。
調理方法や食べ方に関しては、「動画サイトで紹介されているレシピを参考にしている」という回答が36.0%、「冷凍保存できる作り置き」が33.2%、「電子レンジで調理できる料理にしている」が32.2%、「ワンプレートにしている」が28.6%と、電子レンジ調理や、動画レシピの利用が一般的になってきている。
コロナ禍のタイミングで利用頻度が増えた調理器具や便利アイテムでは、「みじん切り器・野菜カッター・チョッパー」(25.3%)、「電子レンジ用パスタ調理器」(21.0%)、「フライパン用調理シート」(17.7%)と続いた。料理をする上で面倒なみじん切りや、鍋・フライパン・グリルなどを洗う手間が省ける”簡単調理器具”を日常的に使うようになっていることが伺えた。
また、ここ数年で意識的に変えようとしている食生活に関しては、「豆、納豆、豆乳」、次いで「野菜」、「乳酸菌飲料の摂取」を心がける人が増加。反面、意識的に食べる量を減らしているものとして、「炭水化物(ご飯やパン)」、「全体的な食事の量」、「脂質」、「アルコール」などが挙がった。
(よろず~ニュース調査班)