「不動産業界に就職して良かった」6割強が実感あり 良かった理由「給料・福利厚生面」を超えた1位とは

 日本トレンドリサーチはこのほど、人材紹介のRSG社と共同で、不動産業界で働いたことがある135人を対象に「不動産業界への就職」に関するアンケートを実施。その結果、6割強(65.9%)が「不動産業界に就職して良かった」と思うことがあると明らかになった。

 就職して良かった理由は「自己成長につながった」(21.3%)が最多。「給料や福利厚生が良かった」(20.2%)、「資格が取れた」(19.1%)、「良い人脈が築けた」(15.7%)、「達成感ややりがいがある」(13.5%)が続いた。

 最多理由の「自己成長」には「厳しい環境で自分が成長できたので、トークのスキルが上がった」(50代男性)、「不動産知識がついたことが大きい。補助金申請や税金対策が勉強になった」(60代女性)、「『税務システム』『人間の購買欲』『年齢・性別・家族構成による不動産資産への考え方』をリアルに知れた」(60代男性)などの具体例が寄せられた。

 また、全回答者のうち現在は不動産業界から離れている人の半数近く(49.5%)が「不動産業界での経験や資格が役に立ったことがある」と回答。「自分で家を買うときに知識が役立った」(60代男性)、「知人が不動産の購入などをする際に、相談を受けアドバイスできる」(60代女性)、「民法等々さまざまな法律に詳しくなった」(60代男性)などの声があった。

(よろず~ニュース調査班)

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