「ちびまる子ちゃん」TARAKOさん、最後のセリフはまさかの「ぷはー」34年以上まる子好演 SNSに感謝溢れる
24日放送のフジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」(日曜、後6・00)では、4日未明に63歳で亡くなった、主人公まる子役の声優・TARAKOさんが出演する最後の新作エピソード“「まる子、水の味がわかる?」の巻”が放送された。TARAKOさん演じるまる子の最後のセリフはまさかの「ぷはー」だった。
この日は「みんなに幸せいっぱい、きますように!春のお楽しみ1時間スペシャル」と題し、4本のエピソードを放送。最後に流れた“「まる子、水の味がわかる?」の巻”は、井戸水の話を聞いたまる子が水の味に興味をもつというストーリー。水の味の違いが分からない友蔵を横目に、まる子は水を飲み「ぷはー」。これがTARAKOさん演じるまる子の最後のセリフとなった。その後、ダイジェスト映像とともに「TARAKOさん ありがとうございました」とテロップが流れた。
また、オープニングテーマは「おどるポンポコリン」ではなく、かつてのオープニングテーマ「うれしい予感」(渡辺満里奈)、エンディングテーマは「アララの呪文」(ちびまる子ちゃんwith爆チュー問題)が起用された。
TARAKOさんは1990年1月7日に放送を開始した同アニメ初回から34年以上にわたって、まる子の声優を担当。お調子もので、怠け者、でもどこか憎めない国民的人気者「まるちゃん」を演じ続けてきた。所属事務所の公式サイトによれば、2024年に入り闘病しながら仕事を続けていたが、容体が急変したという。
SNSでは放送前から「TARAKOさんのまるちゃんとお別れか」「TARAKOさんを失くさないように録画したよ」「寂しいけれど、視聴して思い出に残さないと」「TARAKOさんの最後になるのか…寂しくなるね」などの声が。放送中から放送後には「最後のセリフがぷはーもちびまる子らしいね」「長年まる子を演じてくださり本当に本当にありがとうございます!!」「TARAKOさんのまる子ちゃんは永久に不滅です。本当にありがとうございました」「ずっと声変わらず幼い頃から今までずっとありがとうございました」などと感謝の声があふれた。
なお、後任の声優、後任による放送開始時期についてフジテレビは、9日の段階では「現在対応を検討しているところです」としている。
(よろず~ニュース編集部)