藤岡康太騎手が死去、35歳 6日の阪神競馬7Rで落馬 意識不明の状態が続き
JRAは11日、藤岡康太騎手=栗東・フリー=が10日に死去したと発表した。35歳だった。同6日の阪神競馬7Rで5番人気のスウィートスカーに騎乗して落馬負傷。その後は意識不明の状態が続き、入院加療していた。
同騎手は1988年12月19日生まれ、滋賀県出身。父がJRA調教師の健一氏、兄が騎手の佑介氏。2007年3月に栗東・宮徹厩舎から騎手デビューすると、同年3月3日に中京1Rで父の管理するヤマニンプロローグで初騎乗初勝利を達成した。
その後もコンスタントに活躍を続け、2009年にはNHKマイルCをジョーカプチーノで制してJRA・G1初制覇。昨年のマイルCSではムーア騎手の負傷による急きょ代打騎乗のナミュールで14年ぶり2度目となるJRA・G12勝目を挙げた。
JRA通算成績は803勝(うちG12勝を含む受賞22勝)。2010、12、17、19年にはフェアプレー賞を受賞。騎乗技術には定評があった。
(よろず~ニュース編集部)