「ふてほど」河合優実が主演、アニメ映画「ルックバック」藤野と京本の胸アツポスター公開

 劇場版アニメ「ルックバック」(6月28日公開)のメインビジュアルが17日に公開された。予告編もYouTube等で配信された。主人公2人の声優は、今年1月から3月までTBS系で放送されたドラマ「不適切にもほどがある!」で話題を集めた河合優実と、映画「あつい胸さわぎ」、「カムイのうた」で主演を務めた吉田美月喜が務める。

 原作は「チェンソーマン」で知られる漫画家・藤本タツキが「ジャンプ+」で2021年7月に発表し、初日で閲覧数250万以上を記録。ひたむきに漫画を作り続ける河合演じる藤野と、吉田演じる京本という2人の少女の姿をみずみずしく描きながらも、やがて起きる二人の運命を分ける出来事を強烈なリアル感を持った筆致で描き出した。

 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などに主要スタッフとして携わってきた、押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを務める。押山監督は「アニメーターやアニメーション監督って作品への向き合い方は漫画家と似ていて、漫画を読んだ時にしみじみと物語に感情移入できたのはもちろん、『ルックバック』を描くに至った藤本先生にも共鳴するところがありました。だから素直に自分事としても向き合える映画にできるなと思えました。原作を快く貸してくれたバケモノ漫画家である藤本先生に感謝しつつ、アニメーション表現の世界に身をおいてきた絵描きの一人だからこそ描けることがあると思いながら、漫画とは一味違う映画作品を目指しています」とコメントを寄せた。

■藤野役・河合優実 コメント

藤野役を演じました、河合優実です。

『ルックバック』は、多くの人々の心を動かした漫画です。今回、押山監督はじめ制作陣の皆さんはそれをアニメーションにすることで、そして私は息や声を吹き込むというかたちで、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました。はじめて参加の機会を頂いたアニメの世界でしたが、絵の中ですばらしく躍動する藤野の身体に添う切実な声を乗せられるよう、精一杯取り組みました。映画『ルックバック』、ぜひ劇場でご覧ください!

■京本役・吉田美月喜 コメント

『ルックバック』を初めて読んだ時、藤本タツキ先生が描かれた臨場感溢れる世界に衝撃を受けて、この作品がどのように映像化されるのだろうと凄く楽しみにしていました。

オーディションで京本の役を頂き初めて映像を観た時「うわ!あの世界が生きている!」と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらい更に藤野と京本が愛おしく大好きになりました。

初めての声優のお仕事でしたが、精一杯心を込めて演じています。

是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。

(よろず~ニュース編集部)

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