ホテルでミツバチ飼育!SDGsの一環、コロナ禍がきっかけ 昨年300キロ!今年も採取したハチミツを販売・提供予定
株式会社神戸ポートピアホテルでは2022年より養蜂事業の取り組みを開始。2023年は延べ約300キロもの蜂蜜の採取に成功した。3シーズン目となる今年、神戸市の「いなだ養蜂園」監修の下、ポートピアホテルSDGs推進委員会のメンバーを中心に巣箱の手入れやミツバチの飼育をしている。同ホテルの敷地内に巣箱を5箱設置。6月のピーク時には3万匹から4万5000匹が飛び交うという。
活動のきっかけについて同ホテル担当者は「最初のきっかけはコロナ禍でお客さまも減りましたので、新規事業として全社を挙げてアイデアを出し合おうと。その中で養蜂場ができるのではということになりました。ちょうど養蜂場を始めるきっかけとSDGsが本格化するタイミングも合ったので」と説明した。
昨年同様、暖かくなり始めた3月下旬に巣箱を設置し、ミツバチが十分活動できる環境を整えた。春先の花の開花とともに、人工島ポートアイランド内の桜やツツジなどの蜜源から花蜜が集められ、巣箱に運ばれたのち蜂蜜を採取。採取した蜂蜜は、「ポートピア産純粋はちみつ~ポートピアハニー~」として販売するほか、館内レストランで販売・提供するスイーツに使用する予定で、採取した蜂蜜の販売、使用商品については後日告知する。
「純粋はちみつ商品として、お客さまには良い反応をいただいております。瓶詰めの商品を販売しておりますが、売れ行きは上々です。来年、再来年と続けて行けたらといいと思っております」と担当者。昨年度は7月1日の販売開始から3月31日までで、140グラムの瓶詰が465個(税込2160円)売れたという。生態系保全への貢献や地産地消、食育といったSDGsの取り組みの一つとして今後も活動を続けていく。
(よろず~ニュース・中江 寿)
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