ひろゆき氏 一部陣営の選挙妨害に「むしろ乙武さんが得している」衆院東京15区補選
実業家でインターネット掲示板「2ちゃんねる」創設者のひろゆき氏(西村博之、47)が26日、衆院東京15区補選(江東区、28日投開票)に無所属で立候補した乙武洋匡氏(48)=国民民主党、都民ファーストの会推薦=の応援にかけつけ、同区内の駅に立って支持を呼びかけた。
同補選をめぐっては、乙武氏を含む各陣営が政治団体・つばさの党から出馬した根本良輔氏(29)からの選挙妨害を受けていると主張。根本氏陣営は乙武氏や、同氏の出馬を主導した小池百合子東京都知事(71)の演説会場に乗り込み、激しいヤジを浴びせている。
ひろゆき氏は「結果として得しているのは、乙武さんと立憲民主党かなと思っている。メディアに出ることになったじゃないですか。つばさの党がやった結果として、つばさの党が得していることはないんじゃないかな。むしろ乙武さんが得してるんで」と逆効果だとした。
大音量で各候補に質問を浴びせる根本氏の手法に、ひろゆき氏は「質問したいというより、からみたい。本当に聞きたいことがあるなら、テキストで出せばいいじゃん」と主張した。
ひろゆき氏は「本当に質問とかしたいのであれば、質問をテキストで書いてもらえれば答えますよって言って、普通に答えて終わる気がするんですよ。(国民民主党の)玉木(雄一郎)さんが質問に答えて終わったっていう感じなので、別に答えりゃいいんじゃね…という気はしてますけど」と、同補選をめぐる騒動に独自の見解を示した。
(よろず~ニュース・杉田 康人)