魔女をモチーフの企画展「ワルプルギスの夜」イラスト、写真、コスプレ、造形にプロアマ作家が集結
魔女をモチーフとしたイラスト、写真、コスプレ、造形などの作品を募る企画展「ワルプルギスの夜」が今月28日から5月1日まで、東京・中野Gallery-O2で開催される。昨年10月から今年2月まで公募された232作品から入選した24作品などが展示される。
「ワルプルギスの夜」はハロウィン同様に古代ケルト人に由来する季節祭。4月30日から5月1日まで行われ、地域や風習で内容は異なる部分はあるが、魔女が重要な位置を占めている。中欧や北欧で盛んで、日本では名作アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」に登場したことで知られているが、一般的な普及度ではハロウィンに比べて寂しい。
クリエイターの目標の創出を目指し、SNSを通してプロアマ、ジャンル不問で公募。全応募作品が電子書籍に掲載され、参加無料なこともあって、12歳から79歳まで幅広い年齢層が「魔女」をモチーフにした創作に臨んだ。
展示会では受賞作品を展示。それ以外の作品もポスターの形で登場する。主催するエートゥシー・プロダクション代表で制作総指揮を担った漫画家の佐々木あつし(佐々木厚志)さんは「今回の反響の大きさに主催者である僕の方が驚いたかもしれません。『魔女』というワードの奥深さはまだまだ未知の数です。できれば少しずつでも毎年大きくしていけたらと思います」とコメントを寄せた。会期中は終日在廊予定という。
企画立案を行った漫画家つかお(大塚洋一)さんは「三年前に発案し、ずっと温め続けてきた企画が、多くの方にご協力をいただき、ついにプロアマ不問の魔女の宴を実現することが出来、感無量です。お客様参加型のイベントなので、よりたくさんの皆様に楽しんでいただけるよう、この企画を広げて行けたらと思います」と感慨を口にした。
28日は公募展の表彰式が行われ、29日にはキービジュアルの魔女担当のアイダユキコ氏、同30日にはインフルエンサーの兎味ペロリナ氏が来場する。他にもサイン会、占い、お茶会など多くのイベントが予定されている。
(よろず~ニュース編集部)