ガーシー氏が生配信復活 YouTubeは即強制削除→インスタライブで約40分熱弁 「絶対許せない男」について言及
暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの罪に問われ、3月に懲役3年、執行猶予5年とした東京地裁の有罪判決が確定した元参院議員のガーシー氏(52、本名・東谷義和)が1日、SNSで生配信した。
ガーシー氏の弁護人を務めたアトム市川船橋法律事務所・高橋裕樹弁護士のYouTubeチャンネル「弁護士高橋裕樹のリーガルチェックちゃんねる」に登場。サムネイルでは「ガーシー帰国後初生配信!東谷義和さんの今後の活動と絶対に許せない●●を告発」と不穏予告していたが、即BANされるハプニングが起こった。
被害者や関係者へ謝罪をした後に「僕がYouTubeを使って何かするんじゃないかって誤解をする方が多いので、そうじゃないんだということを冒頭に言わせていただきたい」と話した直後、動画は約2分半で強制削除された。
インスタライブでの配信に移ったガーシー氏は、約40分間に渡って話した。「YouTubeでBANされた時に、やっぱりな、まだ早いやろうなという認識もあった。YouTubeはもうできないだろうな」と苦笑した。
ガーシー氏は「僕のSNSはどこまでOK出されるかわからないので、少しずついろんなアカウントを作ってみて、ダメだった場合はあきらめていろんなことをやっていきたい」と、SNSの復活を予告した。
「暴露をするつもりはない。2度とそういうことはしないと誓わせていただく。決してわけわからんこと言おうとか、怒りながら動画を配信しようとか思ったことはない。雑談レベルのラジオを聞いてるような感じで、話を聞いてもらえればいい」と約束した。
YouTubeで予告していた「絶対許せない●●を告発」について、ガーシー氏は「僕の名前を使ったり、僕と親しいという位置づけで僕のファンからお金を引っ張ったり、投資話を持ちかけている輩がいます。決して僕は認知してないし、OK出してないし、勝手にやっていることです。皆さん今後、絶対に引っかからないでください」と注意喚起。告訴の考えも示した。
近況について「元気です」と明かしたガーシー氏は「僕がこれから生きていく人生の中で、必要な人たちは全員会ってます。今後の展開も、その人たちに相談していく。こうしていく、ああしていくという形。応援してくれるみんなに話したいので、もう少し時間をください」と、今後についても言及した。
「日本に帰って来られて良かったなと思っています。逮捕されたことも含め、勾留された期間も含めすべてがプラスになる。期待とか、気持ちを裏切ったらあかんと思う。執行猶予をいただいた5年間は…5年間だけじゃなくてその後もまじめに生きて、日本に帰って来てよかったなというものを気持ちとして見せていきたい」としみじみ語ったガーシー氏。公判では配信について「2度とやりたくない」と証言していたが、解禁となった。
(よろず~ニュース・杉田 康人)