「キングオージャー」平川結月 初写真集会見でアイドル名曲アカペラ披露!リタ・カニスカ役柄と違いすぎる
女優の平川結月(22)が4日、初写真集「ゆづき。」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。今年3月までテレビ朝日系で放送されたスーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」でリタ・カニスカ役を演じ話題を集めたが、冷静沈着な役柄とは正反対なはっちゃけキャラを全開させた。
質疑応答ではハロプロ好きで、特にJuice=Juice(ジュースジュース)推しであることを明かした平川。「もちろん箱推しなんですけど、松永里愛ちゃんと工藤由愛ちゃんのコンビが好きです。『ゆめりあい』(松永と工藤のコンビ相性)が好きです」。アカペラをムチャぶりされても動じなかった。堂々と振り付けを加えて名曲「禁断少女」のサビの一部を熱唱。底意地の悪い記者が集まる会見場に拍手が起こった。
「キングオージャー」では、何事にも動じないクールな裁判長・氷雪の国「ゴッカン」の国王という役どころを演じた平川。長髪で片目を隠し、顔を覆うようなハイネックの衣装で、顔の大部分が見えないキャラクターだった。
通常版の表紙は顔のアップ、Amazon限定版は温和な笑顔が印象的。「顔をあまり出さないキャラクターだったので、書店に並ぶときのインパクトがあると思って。限定表紙の方は通常版とガラリと変わって、いつもの素の表情が出たカット。二つの違った魅力を感じてもらいたかった」と説明した。熊元出身なだけに、初めての秋田で「人生で見たことがなかった」という雪化粧を前に、無邪気な素顔を存分に披露。テーマである「素の自分」を存分に発揮した。
一方で、「キングオージャー」での1年間の放送を経て、「顔を隠し続けたので、顔を出すのが恥ずかしくなった。今回の撮影でも最初は恥ずかしかった。『キングオージャー』のファンの方からは、こんな顔をしているんだ、とよく言われます」と照れ笑いを浮かべた。演技面では「身体的にはまばたきを我慢するのがうまくなりました。目しか出ていないので、まばたき一つでもいろんなものが伝わってしまう。気持ち的にはカメラの前に立ったとき、緊張する方でしたが、少しは慣れてきたかな」と、成長を実感している。
堂々とした受け答え、そして恥ずかしがりながらもJuice=Juiceのアカペラを披露する胆力は相当のもの。「キングオージャー」のイベントでも「かなりはじけているので、役とギャップがあるとよく言われますね」と語った。自身のキャラクターを問われると「一言で言うと“小5男子”ですね」とキッパリ。朗らかな笑顔で明かした。
最後は改めて今写真集を「私のプライベートをのぞき見しているような素の表情、ちょっとオトナっぽい表情、たくさんの顔を収めています。私を知っている人も、初めて知った人も楽しんでほしい。もっもっと私のことを知ってもらえるよう、名刺代わりの一冊になっています」とアピールした平川。自然体のキャラクターを大いに発揮していた。
(よろず~ニュース編集部)