不動産を手放したいのに…3割超が苦悩「なかなか売れなくて」 うち約半数が値下げ、業者変更など行動に

 インターネットリサーチ事業を展開するNEXER社はこのほど、不動産エージェントとのマッチングサービス「TAQSIE(タクシエ)」を運営する三菱地所リアルエステートサービスと共同で、不動産売却をしたことがある全国の男女387人に対して「不動産が売れない経験」に関するアンケートを実施し、その結果を公開。3割超(34.1%)が「不動産がなかなか売れなくて困ったことがある」と回答した。

 なかなか売れなかった原因では、35.6%が「売り出し価格が適正ではない」と分析。「相場より高かった」(40代男性)、「似たような条件の土地が自分のものより先に売れていった」(40代女性)、「自宅の売却をしたときに、安売りはしたくなかったので相場より高めの設定をしたら、やはり売却までにかなりの時間を要した」(60代女性)などの実体験が寄せられた。

 その他には「売り出したい不動産の条件が良くない」(22.7%)、「売り出したい不動産の周辺環境に問題がある」(17.4%)といった原因もあがった。

 また、なかなか売れない状況を変えようと「自分で何か行動を起こした」という人も半数近く(47.7%)おり、具体的には「業者と相談し価格を下げたら売れた」(40代女性)、「2年ぐらい売れなかったので、会社を変えました。その後まもなく無事に売ることができました」(50代男性)など、主に値下げや業者の変更が多く挙がった。

(よろず~ニュース調査班)

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