つばさの党“被害”の乙武洋匡氏「悪質な行為二度と繰り返されないよう切に願っている」
4月28日投開票の衆院東京15区補選に無所属で出馬し、落選した作家の乙武洋匡氏(48)が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新。警視庁が同日、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)容疑で政治団体・つばさの党代表の黒川敦彦容疑者(45)、同補選に立候補し落選した幹事長の根本良輔容疑者(29)ら3人を逮捕したことについて言及した。
乙武氏は「つばさの党の幹部3人が逮捕されました。いまだ『容疑』の段階なので予断を許しませんが、法律ギリギリの範囲を狙って選挙を荒らしまくり、有権者の“聞く権利”を奪う悪質な行為が、今後二度と繰り返されないよう切に願っています。」とクギを刺した。
さらに、乙武氏に反論するポストを引用する形で「彼らにも広く主張したいことがあるなら、せっかく立候補しているのだから自分たちの演説会で有権者に向かって訴えればいい。それをわざわざ他陣営の演説会に乗り込んで太鼓を打ち鳴らしたり、車のクラクションを鳴らしたりして、他者の演説を無効化する行為が問題視されているのではないでしょうか。」と指摘した。
3人は、4月16日午前11時から11時50分ごろにかけ、江東区の亀戸駅ロータリーで、拡声器などを使い、乙武氏と小池百合子東京都知事(71)らの街頭演説を聴衆が聴くのを困難にし、選挙の自由を妨害した疑いがもたれている。
(よろず~ニュース・杉田 康人)