前澤友作氏、訴訟理由に「フェイク分身の脅威」も 画像無断使用だけじゃない!
実業家の前澤友作氏が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、インスタグラムなどを運営するMeta社とFacebook Japan社を提訴した理由について言及した。前澤氏は今月15日に、Xに訴状の画像を掲載し、両社を訴えたことを明かしていた。
前澤氏は以前から、Meta社やFB社のサイト上で自身の画像を無断使用したなりすましの詐欺広告が掲載されていることに対して警鐘を鳴らしていた。15日のXでは両社が広告を掲載していることに対して「彼らの行為が違法なのか合法なのかまずははっきりさせたいと思います。」と説明。「彼らが努力しているという詐欺広告対策についての具体的な内容提示、並びに責任者に対する法廷での証人尋問を求めます」と訴訟に踏み切った目的を明かしていた。
16日のXでは「これからAIの進化によって、誰もが自分自身になりすましたフェイク分身の脅威に晒される時代。それらフェイクコンテンツを無断で生成して不正利用する人はもちろん、それら(広告含め)を掲載してしまうプラットフォーム側の責任追及もしておかないと社会がおかしなことになる。」とコメント。実際の画像や動画を無断で使用されるパターンだけでなく、精巧なフェイクがはびこる恐れがあることも視野に入れているとした。
前澤氏は提訴を明かす直前の12日、静岡・富士スピードウェイで開催されたフェラーリによるワンメイクレース「フェラーリ・チャレンジ・トロフェオ・ピレリ・ジャパン」に出場し、クラス優勝を果たしていた。「フェラーリ488GTB」をベースとする「488チャレンジEvo」によるワンメイクレースシリーズで、前澤氏は「コッパ・シェル」アマチュアクラスで優勝した。インスタグラムではフェラーリの前でトロフィーを掲げる姿や、サーキットを爆走する様子も伝えている。
(よろず~ニュース編集部)